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従来の「ウイルス検索エンジン(VSAPI)」および「高度な脅威検索エンジン(ATSE)」(以下、検索エンジン)では、機能追加や不具合修正を含むメジャーリリースを基準としたバージョン番号の採番を行ってきました。しかしながら、最新脅威への対応を目的とする検索エンジンのリリース頻度の高まりから、今後は検索エンジンが作成された年月を示すバージョン番号を採番する方法へと変更を行います。

2021年以降にリリースがされる検索エンジンは、以下の採番方法に従いバージョン番号が付与されます。

新バージョン番号の説明図
 
Year of Creation検索エンジンが作成された西暦の下二桁の値となります。
(例) 2021年:21, 2022年:22, 2023年:23
Month of Creation検索エンジンが作成された月に10を掛け合わせた値に500を加算した値となります。
(例) 1月:510, 2月:520, 3月:530, 5月:550, 9月:590, 10月:600, 11月:610, 12月:620
Build Number1001以上の値となります。
同月で複数回の検索エンジンが作成された場合は値が加算されます。

検索エンジンのバージョン番号が「21.550.1001」である場合、2021年5月に作成がされた検索エンジンであることを示しています。

本変更による影響は検索エンジンに付与されるバージョン番号のみとなります。
各種製品では表示される検索エンジンのバージョン番号以外の動作や機能に関する影響はありません。