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ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス には、オンプレミス版の Apex One にあるような "VDIオプション" の機能がございません。
ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスでは、次の条件を満たす VDIクライアントであればサポート可能です。
 
■ サポートされている "クライアントOS" であること
対象となるクライアントOSは、下記ページ内の"システム要件" をご参照ください。
https://www.trendmicro.com/ja_jp/small-business/worry-free-services.html
   
■ VDIのマスターイメージを定期的に更新すること
ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス は定期的にエージェントプログラムの配信を行っており、
古いマスターイメージを使ってインストールした場合、アップデート時に配信されるトラフィックサイズが
増加するため、定期的に(2週間に一度を推奨)マスターイメージを更新することを推奨します。
 
■ 予約検索が "無効" に設定されていること
予約検索では多くのディスクI/Oが発生するため、すべての VDIクライアントで同時にその状態が発生すると負荷の問題につながる可能性がございます。
そのため、トレンドマイクロでは VDIクライアントの予約検索を無効にすることをお勧めします。
制限事項

制限事項 1.
ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスは、VDI環境に依存した技術的問題や運用上の問題が発生した場合、それに対する修正や機能改善要望はお受けできない場合があります。

 

制限事項 2.
ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスは、シングルセッションのみサポート対象とします。
マルチセッションはサポート対象外となります。

 

制限事項 3.
マスターイメージの作成前にVBBSS 内のユニークなIDを削除する必要があります。
手順につきましては、こちらをご確認ください。

 

制限事項 4.
自動的にOSが初期化される環境の場合、初期化ごとに VBBSS の Web管理コンソールにエージェントの登録が追加されます。
登録されたエージェント数が契約しているライセンスシート数を超える場合にはセキュリティ機能の提供ができません。
そのため、定期的に Web管理コンソール上の不要な登録を削除いただきますようお願いいたします。

 

制限事項 5.
AWSやAzure、Windows 365等のクラウドネットワークでは、ブロードキャスト・マルチキャストが無効となっております。
これらの環境では、こちらの仕組みは動作しません。
そのため、これらの環境では、すべてのエージェントが自分自身で直接トレンドマイクロのアップデートサーバからコンポーネントを取得します。