脆弱性の影響を受ける製品/コンポーネント/ツール
該当する脆弱性 | 製品/コンポーネント/ツール | バージョン |
CVSS3.0
スコア | 深刻度 |
---|---|---|---|---|
CVE-2022-30700
| Apex One | 2019 | 7.8 | 高 |
Apex One SaaS | ― | |||
CVE-2022-30701
| Apex One | 2019 | 7.8 | 高 |
Apex One SaaS | ― |
脆弱性の概要
CVSSv3: 7.8: AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
Apex One及びApex One SaaSにおいて、不適切な権限の付与による権限昇格の脆弱性が確認されました。この脆弱性により、昇格された権限でDLLがロードされる可能性があります。この脆弱性を悪用するには、攻撃者は低レベルでのコードの実行権限を保持している必要があります。
CVE-2022-30701 : 制御されていない検索パスの要素による権限昇格の脆弱性
CVSSv3: 7.8: AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
Apex One及びApex One SaaSにおいて、制御されていない検索パスの要素による権限昇格の脆弱性が確認されました。特殊な設定ファイルを作成することで、昇格された権限でライブラリがロードされる可能性があります。この脆弱性を悪用するには、攻撃者は低レベルでのコードの実行権限を保持している必要があります。
対処方法
製品/コンポーネント/ツール | バージョン | 修正 | Readme |
---|---|---|---|
Apex One | 2019 | Critical Patch 10101 | Readme |
Apex One SaaS | ― | 2022年3月メンテナンス | Readme |
軽減要素
この種の脆弱性を悪用するには、一般的に攻撃者が脆弱な端末にアクセスできることが必要です。信頼されたネットワークからのみアクセスを許可することで、本脆弱性が利用される可能性を軽減することができます。トレンドマイクロは、お客様にできるだけ早く最新のビルドにアップデートすることをお勧めしています。
参照情報
ZDI-CAN-15738 (CVE-2022-30700)ZDI-CAN-16098 (CVE-2022-30701)