はじめに
Cloud Edgeでは最新のリスクに対する対策を最新に保つため、 予約アップデートの項目でコンポーネントとファームウェアをそれぞれ自動でアップデートする機能を備えています。頻繁に更新されるパターンファイルやエンジンを適切に取得し、最新状態に保つことによってCloud Edgeの有効性が担保されることになります。
そのため、アップデートを適切に管理することは、重要な運用項目です。
詳細
予約アップデートで自動更新される内容は、下表のとおりです。
■コンポーネントの自動アップデート対象
- ウイルスパターンファイル
- スパムメール判定ルール
- IPSエンジンIPSパターンファイル
- スパイウェアパターンファイル
- IntelliTrap パターンファイル
- IntelliTrap 除外パターンファイル
- ウイルス検索エンジン
- スパムメール検索エンジン
■ファームウェアの自動アップデート対象
- アプリケーション定義
- URLカテゴリ定義
- アプライアンス新機能
コンポーネントのアップデート実行後にCloud Edge を再起動する必要はありませんが、ファームウェアのアップデート実行後は再起動が発生する場合があります。
■工場出荷時のイメージの自動アップデート対象
- 工場出荷状態に戻す際のイメージデータ
工場出荷状態(Factory Reset)とはCloud Edge筐体のファームウェアを初期状態にする機能です。このイメージをアップデートすることにより、リセット後、最新のファームウェア バージョンへに戻すまでのアップデートの工数を減らすことができます。