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2023年8月23日より、「Trend Vision One Endpoint Security」がご利用いただけるようになりました。
本製品Q&Aにて、Apex Oneのセキュリティエージェントとして記載のあるものは、 基本的には Trend Vision One Endpoint Security の Standard Endpoint Protectionで管理されるエージェントでも同様となります。

参照: [Trend Vision One]Trend Vision One Endpoint Securityのガイドライン

Windows OS がデジタル署名の認証に使用するルート証明書や中間証明書は、Windows Update やインターネット接続による通信で Windows OS が自動でそれらをインストールいたします。
しかしながら、通信制御がおこなわれている環境などでは端末が持つ証明書が足りないなどの理由により Windows OS がデジタル署名の認証に失敗することがございます。
 

この製品 Q&A では、デジタル署名の認証に関する問題の対処方法として Apex One SaaS セキュリティエージェントに必要なルート証明書および中間証明書のインストールについて紹介いたします。
デジタル署名の認証に関する問題が発生している可能性が想定される場合には、後述する「方法1」および「方法2」のいずれかの方法で必要な証明書のインストールすることをご検討ください。

方法1: ツールによる証明書のインストール

1) 以下の製品 Q&A にアクセスします。

◆ Resolving certificate-related issues in Apex One

2) "EasyFix for System Certificates tool" のリンクをクリックし、ツールをダウンロードします。
※ツールのご利用にあたっては下記サイトの「Free Tools Terms and Conditions」に同意のうえご利用ください。
Legal - License Agreements

cert02.png

3) ダウンロードしたツールを問題が発生している端末上の任意の場所に解凍して配置します。(解凍時のパスワードは trend です)

4) コマンドプロンプトを "管理者として実行" して起動します。

5) 手順 3 で配置した任意の場所に移動し、以下のコマンドを実行します。

EasyFixSysCerts.exe▲A1

※ ▲ は半角スペースを示します

cert03.png

以上で操作は終わりです。
Apex One SaaS セキュリティエージェントに必要なルート証明書や中間証明書がなかった場合は、バックグラウンドで自動的にインストールされます。
 

[オプション]
お客様側でツールの実行結果を確認されたい場合は、手順 3 で配置した任意の場所の?Log フォルダ内にあります SCPeasyFix.txt ファイルに記録されている処理の最後を確認してください。
”Fixing result is True” の文字列が確認できれば、ツールの処理はすべて成功しています。

既に必要な証明書を端末が持っている場合は、"No missing system certificate" の文字列が確認できます。

cert04.png
 

方法2: 手動による証明書のインストール

1) 以下の製品 Q&A にアクセスします。

◆ デジタル署名により発生する問題について

2) "回避策" 項目の「方法2」にて、必要な証明書の入手方法とインストール方法を掲載しております。この内容をご参照のうえ操作をおこなってください。