はじめに
ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス(VBBSS)は、機械学習型検索と従来の検出技術を融合した対策によりランサムウェアや高度な攻撃から組織を守るエン ドポイント製品です。
Cloud EdgeはVBBSSとの統合管理機能を備えており、VBBSSが エンドポイントにインストールされているかどうか、エンドポイントのパターンファ イルが古いかどうかを確認し、コンプライアンスチェックを実行します。また、コンプライアンスに違反しているエンドポイントのネットワークアクセスを制御すること も可能です。
一般 タブ
設定については以下となります。
有効 | 「オン」にすると、VBBSSエンドポイント保護が有効になります。 |
インストールされていないエンドポイント | VBBSSのビジネスセキュリティクライアン トがインストールされていないエンドポイントに対する処理を選択します。初期設定 は「検出」です。 |
古いパターンファイルが使用されているエンドポイント | 古いパターンファイルを使用しているVBBSSのビジネスセキュリティクライアントがインストールされているエンドポイントに対する処理を選択します。初期設定は「検出」です。 |
コンプライアンスチェックの結果、保護リスト内でコンプライアンスに違反している エンドポイントが見つかった場合は、Cloud Edgeで次のいずれかの処理を実行できます。
ブロック | 下記条件を満たすエンドポイントに対して通信制御を行います。
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検出 | インターネットへのアクセスは許可されますが、VBBSSのトラブルシューティングページの ログにアクセスが記録されます。 |
クライアントリスト
過去24時間にCloud Edgeアプライアンスによって検出されたすべてのエンドポイントクライアントが確認できます。「表示更新」をクリックすると、ネットワークのエンドポイントの状況を一覧表示します。
保護リスト
ネットワーククライアントのコンプライアンスチェックは、自動的には実行されません。保護リストを設定し、コンプライアンス保護の対象とするエンドポイントを指定する必要があります。
例外リスト
例外リストを設定し、コンプライアンス保護の対象外とするエンドポイントを指定します。コンプライアンス処理は例外リスト内のエンドポイントに適用されません。
トラブルシューティング タブ
VBBSSエンドポイント保護のトラブルシューティングを行います。リストにはブロックの時間、対象、原因など最大300件のログが記録されています。
制限事項
- 本機能ではIPv6環境はサポート対象外です。
- 利用可能なエンドポイント対象はWindows版VBBSSクライアントのみとなります。