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原因

上記のWindowsスクリプトエラーは、TMWSのプロキシ認証画面であるキャプティブポータルページ("auth.iws-hybrid.trendmicro.com/logon")に関するエラーです。
「Windowsのアプリケーションが、Windows OSのプロキシ設定に従い、TMWS経由でWebサイトにアクセスする」際に発生する事例がございます。
Windowsのアプリケーションによっては当該ページに対するプロキシ認証を実施できず、代わりに当該ページのスクリプトに関連するエラーが引き起こされてしまうのが原因です。

例えば、スクリプトエラーが発生したURLが"hxxps://auth.iws-hybrid.trendmicro.com/logon?url=hxxps%3A%2F%2Flogin.live.com%2F~"(※)である場合、アプリケーションが"hxxps://login.live.com/"にアクセスしようとしてTMWSからプロキシ認証を求められた結果、スクリプトエラーが発生しております。
※URLエンコードにおいて、"%3A"は":", "%2F"は"/"を表します。

対策

TMWSのプロキシ認証を回避させるため、以下いずれかの手段をご検討ください。

1. アプリケーションがアクセスしようとしたWebサイトはTMWSを経由しないようにする

こちらをご参照のうえ、アプリケーションがアクセスしようとしたサイトはTMWSを経由させないように設定いただくことをご検討ください。

2. 仮想ゲートウェイまたはオンプレミスゲートウェイを使用する

ブラウザではないアプリケーションが仮想ゲートウェイまたはオンプレミスゲートウェイへアクセスした場合は、自動的にプロキシ認証がバイパスされます。
ゲートウェイにつきましては、こちらをご参照ください。

3. Windows版適用エージェントを使用する

Windows版適用エージェントをインストールし、予めWindows版適用エージェントにログオンしておくと、Windows版適用エージェント経由でのTMWSプロキシへのアクセスで自動的に認証情報が付与されるようになります。そのため、ブラウザではないアプリケーションであっても、TMWSのプロキシ認証を通過することが可能です。
Windows版適用エージェントの導入につきましてはこちら、Windows版適用エージェントへのログオンにつきしてはこちらをご参照ください。

補足情報

スクリプトエラーが表示されたままの場合、Windowsのタスク マネージャーを使用して以下の手順で「どのアプリケーションが当該スクリプトエラーを発生させたか」を確認することもできます。
もし確認したアプリケーションが不要である場合は、当該アプリケーションのアンインストールもご検討ください。

1. Windowsのタスク マネージャーを開き、「プロセス」タブを表示します。

2. 当該スクリプトエラーのポップアップを呼び出しているプロセスを見つけます。

3. 2で見つけたプロセスの親となるプロセスを右クリックし、「ファイルの場所を開く」を選択します。

4. 移動したパスにインストールされたアプリケーションが、スクリプトエラーを起こしたアプリケーションとなります。