本情報はトレンドマイクロ社が販売・サポートしている TXOne Stellar 製品に適用される情報になります。
StellarProtectで問題が発生した場合には、下記情報を取得ください。
- 事象再現時のデバッグログ
- 事象再現時の情報を含むプロセスモニターログ
- ログ採取時のタイムテーブル
事象再現時のデバッグログ:
以下に、StellarProtectで問題が発生した場合に、調査に必要なデバッグログの取得方法を記載します。
■デバッグログ取得手順
1.StellarProtectインストールフォルダ内の op_diagnostic.exe を起動します。
※デフォルトのインストールフォルダパス:C:\Program Files\TXOne\StellarProtect\op_diagnostic
2.[デバッグ]タブ-[デバッグログの設定]内を エラー から デバッグ へ変更し、 適用 ボタンを押します。
3.事象を再現します。
4. op_diagnostic.exe 内、[デバッグ]タブ-[ログの収集]にて デバッグログの収集 をクリックします。
※ファイルの生成先はデフォルトで Desktop 配下に stellar_diagnostic フォルダが作成されます。
stellar_diagnostic 配下に TXSP_yyyy-mm-dd_tttttt と表記されたzipフォルダが作成されます。
5.[デバッグ]タブ-[デバッグログの設定]内を デバッグ から エラー へ変更し、 適用 ボタンを押します。
6.弊社サポート窓口まで作成されたデバッグログを提出ください。
事象再現時の情報を含むプロセスモニターログの取得:
以下に、StellarProtectでアプリケーション制御を有効にした際のログの取得方法を記載します。
■StellarProtectでのプロセスモニタ実行方法
1. StellarProtectのメイン画面を開いて、アプリケーション制御を無効にします。
2. Process Monitor(Procmon.exe) を起動します。
Process Monitorでログが記録されることを確認します。
3. StellarProtect のアプリケーション制御を有効にします。
4. 事象を再現します。
5. Process Monitorのログを停止し[File]-[Save]からAll Events を選択しPML形式で保存します。
ログ採取時のタイムテーブル:
■ログ採取に必要な情報例
日付、時刻、作業内容、事象が再現したかどうかなどを記載してください。
例:
2023/03/22
10:00 StellarProtectでデバッグログの有効化
10:10 事象を再現を確認 (事象再現機名: HOST-O01)
10:15 StellarProtectでデバッグログを無効化