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  1. トレンドマイクロでは、Microsoft 社からの要請に基づき、2023年2月中旬より Azure Code Signing (ACS) を使用して各製品モジュールの署名をおこないます。 Apex One では、Critical Patch (ビルド 12011) 以降、ACSを使用したモジュールの署名をおこないます。
    事前に、Azure Code Signing (ACS) の条件を満たすために、対応いただきたい事項について以下製品Q&Aをご確認ください。  
  2. ビルド 11564 以降の環境では、リアルタイム検索の「ネットワークドライブの検索機能」が無効化されます。
    詳細および継続利用について、記載がありますので、事前に以下製品Q&Aをご確認ください。

 

注意事項

  1. Patch5 (ビルド 9565) 以降では、エージェントセルフプロテクションの設定は常に自動的に有効になっています。
    そのため、管理コンソールの以下メニューは非表示になります。

    [エージェント]>[エージェント管理]画面の、 [設定]>[権限とその他の設定]>[その他の設定]タブに存在した「エージェントセルフプロテクション」のセクション。

  2. インターネット接続ができない環境等、必要なOSのルート証明書や中間証明書が更新できない環境の場合には下記もご確認ください。
    デジタル署名により発生する問題について
     
  3. Critical Patch (ビルド 11136)以降では、管理サーバの SSL 3.0 および TLS 1.0/1.1 のサポートを終了しています。
    [Apex One / Apex One SaaS] 管理サーバの SSL 3.0 および TLS 1.0/1.1 のサポート終了について
     
  4. Critical Patch (ビルド 12011) 以降では "スマートフィードバックの強化" に関するメッセージが表示されるようになります。
    [Apex One/Central]スマートフィードバックの強化に関するメッセージについて
     

 

Trend Micro Apex One Critical Patch (ビルド 12033) 概要

本修正プログラムにより提供される修正、新機能については付属の Readme ファイルをご確認ください。

 

適用対象

Trend Micro Apex One 2019 Service Pack 1 (ビルド 11092) 以降のビルドがインストールされている必要があります。

※Service Pack 1 (ビルド 11092) 未満のビルドをお使いの場合:
先に、Service Pack 1 リビルド版 (ビルド 11564)をインストールしてから、本 Critical Patch をインストールしてください。

 

最新版ダウンロード

本修正プログラムは「最新版ダウンロード」からダウンロードできます。

 

インストール手順

事前に環境のバックアップを採取することもご検討ください。

 

本修正プログラムのインストール手順は次の通りです。

  1. apex_one_2019_win_ja_criticalpatch_b12033.exe をダブルクリックします。
  2. 使用許諾契約書の確認を行います。
  3. 本修正プログラムをインストールする場合は、[インストール] をクリックします。
  4. 「インストール成功」と表示されれば作業は完了です。

 

 

サーバ側のバージョン確認方法

Web管理コンソールの[ヘルプ]>[バージョン情報] を選択し、表示されるビルド番号が「12033」となる事を確認します。

 

エージェント側のバージョン確認方法

Apex One セキュリティエージェントの「?」マークをクリックし、[バージョン情報] を選択してエージェントのバージョンが 「14.0.12033」となる事を確認します。

 

ロールバックについて

サーバ側のロールバックにつきましては付属の Readme ファイルをご確認ください。


プログラムアップデート確認ロジックの更新に伴い、クライアント側のロールバック機能は使用できません。詳細はプログラムアップデート確認ロジックの強化並びに確認されている動作についてをご確認ください。
 

予想適用時間

検証環境における修正プログラム適用に要した時間は30分ほどでしたが、30分ほどで適用が完了する事をお約束するものではなく、あくまでも目安としてご利用ください。

実際には、ネットワーク環境や適用するコンピュータの性能、データ量に拠り、より多くの時間がかかることがありますが、処理中にOS再起動を行うことは避けてください。予期せぬトラブルが発生する可能性があります。

 

エージェントへの配信サイズ(ご参考)

  • 32ビット環境エージェントへの配信量 = 298 MB
  • 64ビット環境エージェントへの配信量 = 377 MB

※パッケージサイズは、含まれるコンポーネントによって異なる可能性があります。

 

本修正プログラム適用後の、Trend Micro Apex One 2019 サーバのOS再起動の必要性

必要ありません。

 

本修正プログラム適用後の、Apex One セキュリティエージェントのOS再起動の必要性

管理コンソールの[エージェント]>[エージェント管理]の[再起動が必要]のカラムや、クライアントのコンソールにて再起動の必要の有無をご確認ください。

 

インストールの後に

本修正プログラム適用後に、パターンファイルや検索エンジンのアップデートを実行することをお勧めします。