※本設定は初期設定で有効です。 (DumpEnableExceptionHelper = 1)
これにより、発生頻度の低いようなプロセスクラッシュのケースであっても、本機能により自動生成されたユーザダンプファイルで調査が可能になる場合があります。
本機能の対象となるプロセスは次のとおりです。
Apex One サーバ側:
- ofcservice.exe
- dbserver.exe
- ofccmagent.exe
- svrsvcsetup.exe
- certificatemanager.exe
- ofclogreceiversvc.exe
- dsuconvert.exe
- ofcddasvr.exe
Apex One エージェント側:
- tmlisten.exe
- ntrtscan.exe
- pccntmon.exe
- pccnt.exe
- pccntupd.exe
- tmccsf.exe
- tmssclient.exe
設定変更手順
無効化したい場合には次の手順を実施してください。
※当該手順では Apex One サーバ側の設定を変更する事はできません。
Apex One エージェント側の設定のみ変更する事ができます。
また、配下のエージェント全台に該当の設定が適用されます。
(1)Apex One サーバにて (Apex One サーバのインストールフォルダ)\PCCSRV\ofcscan.ini を、テキストエディタで開きます。
(2)[Global Setting] セクション内の DumpEnableExceptionHelper パラメータの値を1から0に変更し、ファイルを保存します。
(3)Apex One サーバの管理コンソールの [エージェント] > [グローバルエージェント設定] を開き、
特に何も変更せずに [保存] ボタンを押下します。
変更可能な各パラメータについての説明は、次のとおりです。
パラメータ | 説明 |
DumpEnableExceptionHelper | 1: 自動ダンプ生成機能を有効化する 0: 自動ダンプ生成機能を無効化する |
DumpMinimumFreeSpaceInMB | 生成されるダンプファイルにより、ハードディスクの空き容量が枯渇しないための設定です。ハードディスクの空き容量がこの値よりも低い場合は (単位:MB)、自動ダンプ生成機能が有効化であっても、本機能によりユーザダンプは生成されません。 |
DumpMaximumFiles | 生成されるダンプファイルにより、ハードディスクの空き容量が枯渇しないための設定です。自動ダンプ生成機能により生成されたダンプファイルを保持できる最大個数を設定します。すでに本設定値と同数のダンプファイルが存在する場合は、既存のものが削除され、新しいダンプファイルが生成されます。 |
上記の設定は [グローバルエージェント設定] の配信により、次のとおりエージェントのレジストリ内へ反映されます。