不正プログラム対策機能のスキャン中は、スキャン対象ファイルをロックしております。
そのため、およそ数ミリ秒のスキャン中に該当ファイルの削除または編集作業は実施できませんが、対象ファイルに対する検索処理とユーザ側のファイルに対する処理のタイミングが重複する可能性は低く、万一競合が発生した場合は、再試行をお試しください。
リアルタイム検索機能の遅延スキャンについて
下記のDSAバージョンより、リアルタイムスキャンの書き込み時に遅延スキャン機能が実装されました。
Linux版:Deep Security Agent 20.0.0-1194(20 LTSアップデート2020-10-05)
Windows版:Deep Security Agent - 20.0.0-3771 (20 LTS Update 2022-01-24)
リアルタイムスキャンの書き込み処理時は、検索対象ファイルのスキャンジョブをキューに登録し、キュー内にあるファイルを順次スキャンする動作となりました。
この時、ファイルロックが発生するのは、キュー内のファイルをスキャンするタイミングになりますので、ファイル書き込み完了後に遅延してファイルロックが発生する場合があることにご留意ください。