iDRACは、DELL社のサーバアプライアンス(Power Edgeシリーズ)に付属している、リモート管理ユーティリティです。詳細については、以下のページでご案内しています。
対応手順
以下の手順でiDRACの設定を確認し、該当の設定が「有効」になっている場合は「無効」にします。その後、再度管理コンソールへのアクセスをご確認ください。1.DDANのiDRACウェブインターフェースに任意のブラウザでアクセスし、ログインします。
2.iDRAC画面で、iDRAC設定 > (バージョンによって「接続性」タブなどへの移動が必要な場合があります)> OSからiDRACへのパススルー に移動し、「パススルー設定」セクションの「状態」の設定を確認します。
3.当該の設定が「有効」になっているようであれば、「無効」に変更して「適用」ボタンを押します。
※既に「無効」になっている場合は本事象には該当しないため、設定はそのままにします。
4.設定の変更が成功したら、設定 > 電力管理 に移動し、「電力制御」セクションで「システムをリセットする(ウォームブート)」を選択して「適用」ボタンを押し、DDANを再起動します。
5.DDANが再起動したら、管理コンソールにアクセスし、事象が改善しているか確認します。
問題が解決できない場合
上記事象に該当しない場合、以下の情報をご提供の上、お問い合わせください。(1)ブラウザ情報
ご利用のブラウザをご確認ください。接続可能な管理コンソールの要件は以下の通りです。
・Microsoft Edge
・Google Chrome
・Mozilla Firefox
他のブラウザや別セグメントのマシンより管理コンソールに接続可能かご確認ください。
上記確認時に、結果が分かるスクリーンショットを取得し、ご提供ください。
(2)プロキシログ
プロキシをご利用の場合、プロキシ側のログから接続時にエラーが発生していないか確認します。
(3)443ポートによる接続確認
telnet {DDANのホスト名/IPアドレス} 443
(4)ハードウェアの状況・確認
・フロントパネル左側、コントロールパネルにあるシステムの正常性とシステムIDインジケータが青色に点灯していますか。
・フロントパネル・ハードディスクドライブベイのLEDインジケータは、緑色点灯していますか。
(5)ご利用のDDANのバージョン情報
(6) 事象が発生するタイミング前後での設定変更や構成変更、または作業の有無
(7)再起動による改善確認
事前設定コンソールに接続可能な場合は、事前設定コンソールから再起動を実施し、状況が改善するか確認します。
事前設定コンソールからの再起動方法は以下の通りです。
1. 事前設定コンソールにログオンします。
[Main Menu] が表示されます。
2. 「8 Restart」、「Next」を選択します。
3. [Restart] 画面が表示されます。 [OK] に移動して、<Enter> キーを押します。
事前設定コンソールへの接続方法等は、インストールガイド「第4章:事前設定コンソールの使用」を参照ください。インストールガイドは、以下からダウンロード可能です。 操作は以上となります。