Standard Endpoint Protection環境では、Endpoint Group Manager for Windows(Apex One as a Serviceサーバ)の管理コンソールからグループ(ドメイン)を作成や削除、およびグループ(ドメイン)間でエージェントを移動させることができません。
下記の画面のように、グループ(ドメイン)に関するメニューは無効化されています。
そのため、Standard Endpoint Protection環境のグループ(ドメイン)操作は、Trend Vision Oneコンソールより実施する必要があります。
※デフォルトで存在する「Workgroup」グループ(ドメイン)については、名前変更、削除、配下のサブグループの作成や他グループからのエンドポイントの移動を行うことができかねます。
Standard Endpoint Protection環境でグループ(ドメイン)操作をTrend Vision Oneコンソールから実施する方法は次の通りになります。
グループ(ドメイン)の作成手順
- Trend Vision Oneコンソールより「Endpoint Security」から「Endpoint Inventory」を選択します。
- 「エンドポイント管理」の「Standard Endpoint Protection Management」より「Standard Endpoint Protection Manager」を展開します。
- グループ(ドメイン)を作成対象になるEndpoint Group Manager for Windows(Apex One as a Serviceサーバ)横の縦の三点リーダーアイコンをクリックし、「グループを作成」を選択します。
- 作成するグループ(ドメイン)名および作成先の場所を指定し、「作成」をクリックします。
- Endpoint Group Manager for Windows(Apex One as a Serviceサーバ)の管理コンソール側にも、作成したグループ(ドメイン)が表示されることを確認します。
グループ(ドメイン)にエージェントを移動させる手順
- Trend Vision Oneコンソールより「Endpoint Security」から「Endpoint Inventory」を選択します。
- 「エンドポイント管理」の「Standard Endpoint Protection Management」より「Standard Endpoint Protection Manager」を展開します。
- 移動対象のエージェントが所属するグループ(ドメイン)などを選択し、右ペインに対象のエージェントを表示させます。
- 右ペインより移動対象のエージェントにチェックを入れ、「エンドポイントを移動」をクリックします。
- エージェントの移動先となるグループ(ドメイン)を選択し、「移動」をクリックします。
- Endpoint Group Manager for Windows(Apex One as a Serviceサーバ)の管理コンソール側からも、対象のエージェントが指定のグループ(ドメイン)に移動されていることを確認します。