Apex Oneでは、あるファイルを検索した後、次のファイルを検索する前に一時停止することで、CPU使用率を調整する機能がございます。本Q&Aでは、CPU使用率の調整方法についてご案内いたします。
この設定は、手動検索、予約検索、およびScanNowの際に使用します。
設定は下記の通りです。
1. Apex One サーバの Web 管理コンソールにログオンし、[エージェント] → [エージェント管理] へ移動します。
2. メニューから [設定] → [検索設定] で各種検索方法を選びます。
3. 各種検索設定画面「対象」タブでCPU使用率をいずれかで選択します(画像は「手動検索設定」の画面です)。
高 : 間隔をあけず連続してファイルを検索する
中 : CPU使用率が50%を超える場合はファイル検索の合間に一時中断して間隔を空け、50%以下の場合は一時中断しない
低 : CPU使用率が20%を超える場合はファイル検索の合間に一時中断して間隔を空け、20%以下の場合は一時中断しない
[中] または [低] を選択した場合、検索の開始時にCPU使用率がしきい値 (50%または20%) 以内の場合、検索は一時中断されず、検索時間が短縮されます。
Apex Oneが処理で使用するCPUリソースは増えますが、CPU使用率は最適化されているため、エンドポイントのパフォーマンスにはそれ程影響しません。
CPU使用率がしきい値を超えた時点で、Apex Oneは、一時中断してCPU使用率を低下させます。
再度使用率がしきい値の範囲内になると一時中断を終了します。
[高] を選択した場合、Apex Oneは実際のCPU使用率をチェックせず、一時中断しないでファイルを検索します。
4. 設定を選択し、「保存」ボタンをクリックします。
設定は以上です。