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・制限事項

GmailをTMCASと連携して使用しており、ユーザがWebブラウザからGmailメールボックスのメッセージを確認している場合、リアルタイム検索でメッセージが隔離・削除処理されたにもかかわらず、隔離・削除対象のメッセージがGmailのメールボックスに表示されてしまう問題があります。

この問題により、TMCASによって隔離されたメールがユーザのメールボックスから表示されなくなるまでに、数分程度を要する場合があります。また、メールボックスに表示されてる当該メールは、ユーザによって開封することができてしまいます。

 

・事象の原因

本事象はGmailのメールサーバとTMCASのAPI連携における問題ではなく、Gmail (Webブラウザ版) のWebアプリケーションとメールサーバの同期方式に起因して発生します。

 

・事象の回避策

本事象はGmail側の仕組みに起因する問題のため、TMCAS側やWebブラウザ側 (Google Chrome、Microsoft Edge、Firefox など) で対処することはできません。Microsoft Outlook、Apple Mail、Mozilla Thunderbird などのメール クライアントに Gmail を追加することで、隔離・削除対象のメッセージがGmailのメールボックスに表示される上記の問題発生を回避することが可能です。