2023年8月23日より、「Trend Vision One Endpoint Security」 がご利用いただけるようになりました。
本製品Q&Aにて、Apex One のセキュリティエージェントとして記載のあるものは、 基本的には Trend Vision One Endpoint Security の Standard Endpoint Protection で管理されるセキュリティエージェントでも同様となります。
参照: [Trend Vision One]Trend Vision One Endpoint Securityのガイドライン
Apex One SaaSの対象箇所
Apex One SaaSのコンソールで[エージェント][グローバルエージェント設定]を選択し、"セキュリティ設定"のタブで設定する以下2点が変更箇所となります。
①大容量圧縮ファイルの検索設定
②予約検索設定
参照: オンラインヘルプ
Apex One SaaSのUI自体に変更はありませんが、これら設定内容がTrend Micro Apex Central as a Service(以下、Apex Central SaaS)のポリシーから設定配信されるようになります。
参照: ポリシー管理のオンラインヘルプ
ポリシー配信画面の変更箇所
Apex Central SaaSのポリシー設定に以下項目が追加されます。
[ポリシー]-[ポリシー管理]で"ApexOneセキュリティエージェント"のポリシーの以下項目が変更されます。
●変更箇所
・不正プログラム検索 - リアルタイム検索: 圧縮ファイルの検索設定が追加
・不正プログラム検索 - 予約検索: 予約検索と圧縮ファイルの検索設定が追加
・不正プログラム検索 - 手動検索: 圧縮ファイルの検索設定が追加
・不正プログラム検索 - Scan Now: 圧縮ファイルの検索設定が追加
- Apex One SaaSでのグローバルエージェント設定とApex Central SaaSのポリシー設定で異なる設定をした場合、ポリシーが配信されるタイミングでApex One側の設定が上書きされます。
従ってポリシーの設定が優先される形となり、グローバルエージェントでの設定は有用でなくなります。
既存のApex Oneセキュリティエージェントのポリシーについて
既存の"ApexOneセキュリティエージェント"ポリシーを開くと、上記"不正プログラム検索"の変更箇所の項目に赤いドットが表示されます。
既存ポリシーを変更して配信するためには、これら変更された設定個所を開いて確認しないと配信ができません。(設定を変更をする必要はありません)
2024年5月のメンテナンスで変更されたポリシーの設定は、以下日本語訳の誤りがあります。
こちらについては2024年6月のメンテナンスで修正されます。
・誤: 圧縮ファイルのサイズ
・正: 解凍後のサイズ
Apex One SaaS とオンプレミスの Apex Central サーバとのハイブリッド構成環境について
以下FAQに記載の手順で、Apex One SaaSはオンプレミスのApex Centralで管理をすることが可能です。
今回Apex Central SaaSで追加されたポリシー設定の機能については、2024年6月以降リリースのPatchで実装予定となります。
AQ: Trend Micro Apex One™ as a Service とオンプレミスのControl Manager/Apex Centralのリモート接続設定方法