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Apex One サーバでは、統合 Smart Protection Server (SPS) がパターンファイルを
アップデートする際に、ディスクの空き容量が一定量必要となります。
 
ディスクの空き容量が閾値を下回ると、Apex One サーバの管理コンソールの
ダッシュボードにディスク容量が不足している旨が表示されます。
 
ディスク容量を確保するために有効な方法としては以下のとおりです。
 
1. Windows ディスククリーンナップを実行する
2. 不必要なファイルを削除/他ディスクへの移動を行う
3. Apex One サーバの管理コンソールより各種設定を行う
4. 統合 SPS のアクセスログを削除する
 
以下に、Apex One の観点から対処可能な上記 3. と 4. の手順を記載します。
 
 
3. Apex One サーバの管理コンソールより各種設定を行う
 
 3-1. ログ削除の日数/日付を調整する手順
  a. Apex One サーバの管理コンソールにログインします。
  b. [ログ] > [ログ管理] に移動します。
  c. 以下の項目を変更します。
   ・「削除するログ」欄の「次の期間を経過したログ:」の日数
   ・「ログ削除スケジュール」の欄の日付
 
 3-2. 隔離フォルダの容量と1ファイルあたりの最大サイズを調整する手順
  a. Apex One サーバの管理コンソールにログインします。
  b. [管理] > [設定] > [隔離フォルダ] に移動します。
  c. 表示された「隔離フォルダ設定」画面にて、以下の項目を変更します。
   ・隔離フォルダの容量
   ・隔離ファイルの最大サイズ
 
 
4. 統合 SPS のアクセスログを削除する
 
統合 SPS の以下アクセスログを他ディスクの任意の場所にバックアップした後、削除します。
 ・<Apex One サーバのインストールフォルダ>\PCCSRV\WSS\access.log
 ・<Apex One サーバのインストールフォルダ>\PCCSRV\LWCS\access.log