説明
高度な脅威対策ポリシー内の [仮想アナライザ] における「仮想アナライザの検索中はメールメッセージをエンドユーザのメールボックスで非表示にする」の設定内容が関連している可能性が考えられます。
上記設定にチェックが入っている場合、メールボックスにてメールを受信した直後(数秒程度)は受信メール一覧上で当該メールを確認できる状態となりますが、仮想アナライザの解析処理に回されたタイミングで非表示となります。
仮想アナライザでの検索完了後、脅威が検出されなければまた一覧上に表示されるようになりますが、脅威が検出された場合はポリシーで設定されている内容に基づいて隔離等の処理が実施されます。
こちらのオンラインヘルプ内の「4.[ルール] を設定します。」内の表中の「適用」に記載されている内容も併せてご参照ください。
上記設定にチェックが入っており、仮想アナライザでの解析中にメールが非表示となることを避けたい場合には、チェックを外して設定を無効化いただくことをご検討ください。
なお、上記設定を無効化した場合、仮想アナライザの解析中も受信者はメールにアクセスできることとなります。
それにより、仮想アナライザにて最終的にリスクがあると判定されるようなメールであった場合も、受信者は解析中にメールにアクセスできることとなりますので、その点はあらかじめご認識おきください。