Windows版 DSA 11.0 以前
以下の対象プラットフォームにおいてDSA 11.0 以前のバージョンをご利用の環境で、 [ネットワークディレクトリ検索]を有効にしネットワークディレクトリの不正プログラム検索を行っている場合に、 ネットワークディレクトリ領域で検出したマルウェアの削除が失敗する場合があります。
- Windows 7
- Windows Server 2008
- Windows Server 2008 R2
不正プログラム対策イベントには「削除失敗」と表示されます。
Windows版 DSA 12.0 以降
全ての Windows プラットフォームにおいてDSA 12.0 以降のバージョンをご利用の環境で、 [ネットワークディレクトリ検索]を有効にしネットワークディレクトリの不正プログラム検索を行っている場合に、 ネットワークディレクトリ領域で検出したマルウェアの削除が失敗する場合があります。
不正プログラム対策イベントには「削除失敗」と表示されます。
回避/対応
ネットワークファイルにアクセスした際のOSの動作に起因する制限のため、現在回避方法はありません。
「削除失敗」が発生した場合、不正プログラム対策イベントで検知内容の詳細を確認し、検出したマルウェアを手動で削除してください。
また、ネットワークディレクトリ上のファイルを検索する場合、ローカルでの検索に比べオーバーヘッドがかかります。
そのため、ネットワークディレクトリ先に別途ウイルス対策ソフトを導入し検索をさせることもご検討ください。
※関連:ネットワークドライブ上のファイルを検索する際の推奨事項について
※こちらはDSVAに関する製品Q&Aですが、冒頭の注意事項はDSAにも共通です。