Windows版 DSA
全ての Windows プラットフォームにおいてDSA 12.0 以降のバージョンをご利用の環境で、 [ネットワークディレクトリ検索]を有効にしネットワークディレクトリの不正プログラム検索を行っている場合に、ネットワークディレクトリ領域で検出したマルウェアの削除が失敗する場合があります。
不正プログラム対策イベントには「削除失敗」の他に、構成や環境によっては「削除」と表示される可能性があります。
「削除」と表示されていても、前述の通りマルウェアの削除に失敗している場合があります。
回避/対応
ネットワークファイルにアクセスした際のOSの動作に起因する制限のため、現在回避方法はありません。
削除できていない場合、不正プログラム対策イベントで検知内容の詳細を確認し、検出したマルウェアを手動で削除してください。
また、ネットワークディレクトリ上のファイルを検索する場合、ローカルでの検索に比べオーバーヘッドがかかります。
そのため、ネットワークディレクトリ先に別途ウイルス対策ソフトを導入し検索をさせることもご検討ください。
※関連:ネットワークドライブ上のファイルを検索する際の推奨事項について
※こちらはDSVAに関する製品Q&Aですが、冒頭の注意事項はDSAにも共通です。