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このパッチを適用することで、SPNTがHTTPSAUから更新できるようにする機能が追加されます。HTTPS AUのデフォルトの構成値は次のとおりです。
キー名

トレンドマイクロのActiveUpdateサーバ

(公式HTTPS ActiveUpdateサーバ)

Trend Micro Control Manager (TMCM)

/ ローカルのアップデート元(HTTPS)

HttpsAuthCheckLevel 2 0
SignatureCheck 1 0
UseTLS1.2Only 1 1
詳細は次のとおりです。
  • HttpsAuthCheckLevel:REG_DWORD
    • 0:CAはチェックされません。HTTPSを使用した暗号化通信を行います。
    • 1:低レベルチェック、HTTPSサーバーのCAがHTTPSローカルクライアントで信頼されるべきかどうかをチェックします。
    • 2:高レベルチェック。HTTPSサーバーのCAがHTTPSローカルクライアントで信頼されている必要があり、サーバー証明書のCommonNameが更新URLのドメイン名と一致している必要があるかどうかを確認します。
    • その他の値:このキー値を2に設定すると、高レベルのチェックが有効になります。
  • SignatureCheck:REG_DWORD
    • 0:署名チェックを無効にします。
    • ゼロ以外:署名チェックを有効にします。
  • UseTLS1.2Only:REG_DWORD
    • 0:TLS v1.2のみを無効にし、TLSv1.2以外のプロトコルバージョンを使用してHTTPS接続を実行できるようにします
    • ゼロ以外:TLS v1.2のみを有効にし、HTTPS接続を行うためにのみ使用をTLSv1.2に制限します
HTTPS AUの構成キーをカスタマイズするには、次の手順に従います。
  1. 更新画面でAUダウンロードソースを確認します。
  2. パスの下に手順1で確認したダウンロードソースで名前が付けられた新しいサブキーを作成します。
    • 32ビットサーバー:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ TrendMicro\ServerProtect\CurrentVersion\Profile\ActiveUpdate
    • 64ビットサーバー:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\ TrendMicro\ServerProtect\CurrentVersion\Profile\ActiveUpdate

    ※上記画面の「PeFileCheck」キーは不要です。
  3. 要件に応じてキー値をカスタマイズしてから、インフォメーションサーバのサービス「TrendServerProtectAgent」を再起動します。
 
TMCM / ローカルのアップデート元 のHttpsAuthCheckLevelが0でない場合は、証明書をServer Protect インフォメーションサーバのインストールパスにコピーし、ファイル名をCA_Cert.pemに変更してください。
  • TMCM証明書の場合、場所は次のとおりです。
    C:\Program Files (x86)\Trend Micro\Control Manager\Certificate\CA\TMCM_CA_Cert.pem
  • C:\Program Files\Trend\SProtectなどのインストール済みパス