Apex Oneサーバに接続できる内部エージェントのWebレピュテーションクエリ送信先としてSPNを利用する手順は以下の通りです。
※以下の手順1及び2は、エージェントからインターネットへの接続にプロキシサーバを使用しており、プロキシサーバで認証が必要な場合にのみ実施します。該当しない場合には、手順3から実施します。
また、手順5及び6は事後の確認方法となります。実施しなくともご要望の製品動作への設定変更は可能です。
1. 管理コンソールにて、[管理] - [設定] - [プロキシ]に移動し、[エージェント]タブを選択します。
2. [外部プロキシ]の項目に、プロキシサーバ用のユーザ名とパスワードを入力します。
3. [エージェント] - [エージェント管理]に移動し、ルートドメインを選択して、[設定] - [Webレピュテーション設定]をクリックします。
4. [Smart Protection Serverにクエリを送信する]のチェックを外し、[すべてのエージェントに適用]をクリックします。
5.エージェント端末にてタスクトレイからエージェントコンソールを開き、[スマートスキャンエージェントパターンファイル]をクリックし、「Webレピュテーションサービス:」欄がSPN (osce14-0-jp.url.trendmicro.com) になっていることを確認します。
6.Apex OneのWebレピュテーションが機能するか確認します。
◆Apex OneのWebレピュテーション機能テスト方法
<https://success.trendmicro.com/ja-JP/solution/KA-0004729>
なお、設定時の影響といたしましては、Webレピュテーションクエリによる外部ネットワークへの接続トラフィックの増加が挙げられます。