Service Gateway 2.0から3.0へのアップグレードについて
Service GatewayのオペレーティングシステムがCentOS 7からRocky Linux 9に移行します。
CentOS 7は2024年6月にサポートが終了しており、今後OSの問題修正や脆弱性対応は行われません。
Service Gateway 2.0についてはサポート終了時期が検討されていますので、未だ使用されている環境では3.0への早急なアップグレードが推奨されます。
アップグレードの手順についてはオンラインヘルプをご参照下さい:
Service Gateway 2.0から3.0へのアップグレード · Customer Self-Service (trendmicro.com)
よくある質問
●Service Gateway 2.0でのサポート対応は受け付けていますか?
Service Gateway 2.0は2024年9月時点ではサポート対象となっています。
ただし、前述の通りCent OS 7が既にサポート終了しているため、2.0に関する脆弱性対応や問題修正は原則行われない方針です。
トラブルシューティングや問題修正ついては原則3.0へアップグレードをしていただく対応が必要となります。
●Service Gateway 2.0から3.0のアップグレードは自動で行われますか?
Service Gatewayの自動アップデート設定を有効にしていても2.0から3.0へのアップグレードは自動では実行されません。
上記オンラインヘルプの手順を参照の上、手動でアップデートを行ってください。
また、Service Gateway 2.0では新バージョン提供されないため、OSの自動アップデートとそれに伴う再起動が行われない状態となります。
1年以上アップデート又は再起動が行われない場合、ステータスが異常となる可能性がありますのでご注意下さい。
参照: [Trend Vision One Service Gateway]OSを長期間バージョンアップ/再起動しないことによるステータス異常について
●Serivce Gateway 3.0でのCPUの要件について
Service Gateway 3.0では以下CPUがサポートされます。
- AMDまたはIntel 64ビット (x86-64-v2以降)
又Cent OSとRocky LinuxにOSがアップグレードされることに伴い、CPUの拡張命令セットで以下が有効となっている必要があります。
これらで無効となっているものがある場合にアップグレードの失敗やアップグレード後のステータスが異常となる場合があります。
CPUの拡張命令セットの設定や仕様詳細についてはCPUおよび基盤となるプラットフォームを提供するベンダーにお問合せ下さい。
- cx16
- lahf
- popcnt
- sse4.1
- sse4.2
- ssse3
- avx
その他システム要件についてはオンラインヘルプをご参照下さい:
Service Gatewayアプライアンスのシステム要件 · Customer Self-Service (trendmicro.com)