Secure Access Module では、エンドポイントに配信するモジュールのバージョン指定や、自動アップデートを停止させる時間帯の設定、アップデートの際の最大同時モジュールダウンロード数(帯域幅制限)の設定を行うことが可能です。
ここでは、その方法について紹介いたします。
1) Vision One 管理コンソールにログインします。
2) 左側のメニューから [ZERO TRUST SECURE ACCESS] > [Secure Access Configuration] > [Secure Access Module] を開きます。
3) Secure Access Module 画面の右上にある [モジュールのバージョン管理] をクリックします。
4) 配信するモジュールのバージョンを指定したい場合は、[バージョン設定] タブの [Windows:] または [macOS:] のプルダウンボックスをクリックし、バージョンを選択します。
※選択できるのは、最新の3つのバージョンです。それより古いバージョンは選択できません。
例1)モジュールを自動的に最新版にアップデートさせたい場合
⇒[n (最新バージョン)] を選択します。
新しいバージョンのモジュールが利用可能になったときに自動的にアップデートされるようになります。
例2)特定のバージョンより上のバージョンにアップデートさせたくない場合
⇒指定したい特定のバージョンを選択します。
選択したバージョンより新しいバージョンには自動アップデートされなくなります。
自動アップデートを停止させる時間帯を指定したい場合は、[アップデート設定] タブの [毎日の自動アップデートを一時停止] にチェックを入れ、[開始:] および [停止:] にて対象の時間帯を設定します。
※設定できる時間帯は最大18時間です。
自動アップデートを行う際の最大同時モジュールダウンロード数を設定したい場合は、[アップデート設定] タブの [自動更新モジュール設定を使用する際に帯域幅制限を適用する] にチェックを入れ、[最大同時モジュールダウンロード数] にて対象の数を設定します。
ネットワーク帯域幅に応じた最大ダウンロード数の設定目安についてはオンラインヘルプも併せてご参照ください。
※設定できる数値は最大500です。
設定が完了したら、最後に [保存] ボタンをクリックします。