事前準備:
AFFUを実行するWindowsコンピュータで、IPアドレスを以下のように設定します。
- IPアドレス: 192.168.252.100
- サブネットマスク: 255.255.255.0
- デフォルトゲートウェイ: 空欄
- DNS: 空欄
- ファイアウォール: 無効
1. シリアルケーブルに接続したコンピュータ(AFFUを実行するコンピュータと同一のものでも構いません)からNetwork VirusWall Enforcer の事前設定コンソールへログインし、System Tasks – Reset device を選択してNetwork VirusWall Enforcer デバイスを再起動します。
ハイパーターミナルを使用した事前設定コンソールへのアクセス・ログオン方法[Solution ID 2060979]
2. Network Virus Wall Enforcer の起動中に”r”を押し、レスキューモードで起動します。
3. AFFUを実行するWindowsコンピュータとNetwork VirusWall Enforcer 2500のポート5 (Network VirusWall Enforcer 1200の場合はINTポート) をEthernetケーブルで直結します。
4. AFFUの実行ファイル(AFFU.exe)をWクリックし、AFFUを起動します。
5. AFFUがNetwork VirusWall Enforcer を正常に認識すると、上図のように表示されます。[NVW2500]を選択した状態で[Flash DOM]をクリックします。
(Network VirusWall Enforcer 1200の場合、AFFUが自動的にデバイスを認識することができないため、[Flash DOM]をクリックしてから"Device"欄へ下図のIPアドレスを手動で入力します。)
6. [Browse]をクリックし、Network VirusWall Enforcerのプログラムファイル(*.r)を選択して[OK]をクリックします。
7. アップロードの進捗バーが表示されます。100%アップロードされると下図のようなポップアップが表示されますので、[OK]をクリックして終了します。
8. アップロード完了後、ターミナルコンソールでは下のようなメッセージが表示され、自動的に再起動されます。(….が表示される部分で多少時間がかかります。)
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- Format Rescue Partitions -
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- Copy Rescue Data -
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....................
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- Copy Configuration Files -
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......
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- Update success -
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- Format System Partitions -
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- Copy System Data -
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..............................
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- Update success -
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- System Reboot... -
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[ 457.478218] Restarting system.
9. 再起動後、事前設定コンソールのメニューに表示されるビルド番号が、アップロードしたプログラムファイルのビルドに更新されている事を確認します。
図例:Network VirusWall Enforcer 2500 Patch3適用後のビルド