まず、IDFではアラートの内容が処理されていないとログの自動削除が動作しません。そのため、アラートに表示された内容を解決し、アラートを消去してください。
【1.アラートの処理】
例えば、以下の様なアラートがありましたら指示の内容に従い、該当の端末すべてに操作を行ってから[すべて消去]をクリックします。
【2.データ削除】
(ex. cd C:\Program Files\Trend Micro\OfficeScan\Addon\Intrusion Defence Firewall)
* この作業のあと、管理コンソールを開くには、5~10分程度時間がかかる場合があります。
開かない場合は、 "Intrusion Defence Firewall" サービスを再起動して、少し時間をあけてから
再度試してください。
【3. データの圧縮 その1 】
1. SQL management studio を開きます。
2. 画面左、[オブジェクトエクスプローラ] で [データベース] > [IDF] を選択します。
3. 右クリックで [タスク] [圧縮] [データベース] を選択します。
4. データベースの圧縮を行います。
5. 画面左、[オブジェクトエクスプローラ] で [データベース] > [IDF] を選択します。
(手順c で選択したデータベースの下)
【4. データの圧縮 その2 】
SQL2008 Expressを使用しているユーザーは、以下のFAQを参考にし、管理者にsysadminロールを付加してください。
1. IDFのサービス(Intrusion Defense Firewall)を停止します。
2. コマンドプロンプトを開きます。
3. Microsoft SQL Server のパスに移動します。
4. 以下のSQLコマンドを実行します。
1> use idf
2>go
1>TRUNCATE table dbo.activehosterrors
2>go
1> DELETE FROM idf.dbo.systemevents WHERE Time > '2012-10-01' and Time < '2012-12-31'
(過去のログを削除します。範囲は例です。)
2> go
1> dbcc shrinkfile(IDF_log)
(ログファイルのサイズを圧縮します)
2> go
1> dbcc shrinkDatabase(IDF)
(データベース内のデータファイルとログファイルのサイズを圧縮します)
2> go
1> exit
5. IDFのサービス(Intrusion Defense Firewall)を起動します
【5. ログの自動削除設定】
1> use idf
2>go
また、データベースに関する補足事項としまして、管理者ガイド P.158 「組込みデータベースの最適化」の項目も、ご参照をお願い致します。
データベースの肥大化に関しましては、IDF1.5 の新機能となるデータベース関連の機能の強化、データベース操作の安定性やパフォーマンスが改善によって、今後の事象発生が改善される可能性がありますので、IDF1.5 のご利用も合わせて実施ください。
