管理用コンピュータについてのお問い合わせ
Q: 複数のコンピュータに管理プログラムをインストールすることは可能ですか?
A: はい、可能です。
Q: 管理プログラムは別途購入する必要がありますか?
A: いいえ、必要ございません。TMPSの製品価格には管理プログラムの使用料が含まれています。
Q: 管理プログラムをインストールするコンピュータにはインターネット接続が必要ですか?
A: はい、管理プログラムでパターンアップデートなどを行う必要があるため、インターネット接続は必要です。
Q: 管理プログラムはプロキシ環境でも利用可能ですか?
A: はい、利用可能です。
Q: 管理用コンピュータで複数の検索ツールを管理できますか?
A: はい、可能です。ただし、複数を管理用コンピュータに差し込む事は可能ですが、パターンの更新や設定変更は、1本ずつ行う必要があります。
Q: 隔離したウイルスを管理用コンピュータに保存する事は可能ですか?
A: 検索ログを管理用コンピュータにインポートする際に、隔離ファイルもインポートされますので保存可能です。
Q: 管理用コンピュータに検索ログをインポート後、検索ツール内の検索ログは、自動で削除されますか?
A: 検索ツールから管理用コンピュータに検索ログをインポートする際に、選択式で削除が可能です。
Q: 管理用コンピュータのウイルス検索はできますか?
A: TMPSは、インターネットに接続していない/ウイルス対策ソフトをインストールできない端末のウイルス検索ツールですので、インターネットに接続していることが前提の管理用コンピュータのウイルス検索はできません。
インターネット環境にある端末はトレンドマイクロ ウイルスバスター コーポレートエディションもしくはトレンドマイクロ ビジネスセキュリティを導入し対策して下さい。
また、TMPSの管理ツールが既にインストールされている端末にTMPSを挿すと、ウイルス検索機能は自動的に停止されます。
Q: 他社のウイルス対策製品がインストールされた環境で管理プログラムの利用は可能ですか?
A: 基本的に可能ですが、他社製品の仕様次第では管理プログラムの動作が妨げられる場合もあります。その場合は他社製品でTMPSの例外登録が必要な場合などもあります。
Q: パターンファイルなどはウイルスバスター コーポレートエディションやTrend Micro Control Managerのサーバから取得できますか?
A: いいえ、現バージョンでは行えません。
Q: 複数拠点あるのですが、ログを集約して管理することは可能でしょうか?
A: 管理用コンピュータに保存されている検索ログをXML形式でエクスポートし、そのログを他の管理用コンピュータにインポートすることで集約が可能です。
検索ツールついてのお問い合わせ
Q: TMPSはUSBメモリとしてデータの書き込みができますか?
A: セキュリティ専用ツールのため、TMPSはお客様の任意データの書込み領域を持たず、通常のUSBメモリとしては使用できません。
Q: 複数の検索対象端末を1本の検索ツールで検索できますか?
A: はい、複数台の検索対象端末を検索ツール1本で検索可能です。
Q: 検索プログラムを別のUSBメモリに保存し利用することは可能ですか?
A: TMPSは、検索ツール自身を保護する目的のために、特別なUSBメモリを用いています。通常のUSBメモリでは動作いたしません。
Q: 検索対象端末にUSBメモリやSDメモリカードなどが接続されている場合、そのUSBメモリも検索可能ですか?
A: Windowsがドライブとして認識でき、かつFAT/FAT32, NTFSフォーマットであれば設定により検索可能です。
Q: ウイルス検出されない場合もログの表示をしますか?
A: はい、ウイルス検索を行った結果をログに出力します。
Q: TMPSでは検索対象のフォルダを指定できますか?また、除外設定の指定は可能ですか?
A: はい、検索対象のフォルダ指定は可能です。 バージョン1.5では「初期設定のフォルダ」、「全てのフォルダ」、「特定のフォルダ」を管理用コンピュータで指定できます。
「初期設定のフォルダ」はクイック検索に相当するものです。 また、フォルダ、ファイル、拡張子による除外設定もバージョン1.5から可能となります。
Q: TMPSではウイルスの駆除はできるのですか?また、検索アクションの "トレンドマイクロの推奨処理を使用" とはどのようなものですか?
A: はい、管理用コンピュータの検索ツール設定の検索アクションには、「ログに記録のみ」、「手動で処理を選択」、「トレンドマイクロの推奨処理を使用」があります。
「ログに記述のみ」を選択した場合、ウイルスを検出したことをログに記録し、駆除・隔離は行いません。 「手動で処理を選択」利用時にウイルスが検出された場合は、「駆除・隔離」を実施するかの選択画面が表示され、お客様にて駆除・隔離する・しないを指定します。
「トレンドマイクロの推奨処理を使用」利用時にウイルスが検出された場合は、自動的に「駆除・隔離・放置」を行います。
Q: ウイルス検索時に隔離されたファイルはどこに隔離されますか?
A: 検索ツール内の隔離フォルダに隔離されます。
Q: 誤検知があった場合や隔離されたファイルを戻す必要があった場合、復旧はできますか?
A: はい、隔離ファイルの入った検索ツールを検索対象端末に接続し復旧が可能です。
隔離されたファイルを元に戻す方法についてはこちらをご参照ください。
Q: 検索ツール上のログが一杯になった時に、検索時に警告画面は表示されますか?
A: 検索ツールの空き容量が100MB以下の場合、検索は行えません。この場合は検索ツールを管理用コンピュータに接続し、検索ログをインポートした上で検索ツール内データの削除を行ってください。
Q: 検索を実行する際に必要となるユーザ権限はありますか?
A: 管理者権限が必要となります。ただし、バージョン1.5では、管理者権限を持つアカウント情報を管理用コンピュータに登録し、検索ツールに反映することで、ユーザ権限でログオンしている場合でも検索が可能となります。
Q: ルートキットの検出・駆除も可能ですか?
A: はい、可能です。
Q: 検索ツールを挿入してもクイックスタートガイドに記述されているメニューが出てこないのですが?
A: Windowsの設定により、自動再生が利用できない場合があります。その場合は、Explorerを起動し、SECUREパーティションの"launcher.exe"を実行してください。
Q: 検索対象端末にモニターがない場合でも検索が可能ですか?
A: Windowsの「リモートデスクトップ」を利用して他のコンピュータからログインすることで、検索は可能です。
Q: 他社のウイルス対策製品がインストールされた環境で検索は可能ですか?
A: 他社のウイルス対策製品がインストールされた環境で検索ツールを使用した場合、他社製品の仕様によりログ破損などが発生する場合がございます。そのため、他のウイルス対策製品と併用する事は推奨しません。
Q: 64ビットOSの検索対象端末は検索できますか?
A: はい、バージョン1.5であれば可能です。詳細はこちらをご参照ください。
Q: 検索時にPCのハードディスクドライブは利用しますか?
A: 基本的には検索時にWindowsの一時ファイルを作成し、USBの取外し時に削除しますが、バージョン1.5ではWindowsの一時ファイルを保存せずに検索を行うことも可能です。
その他よくあるお問い合わせ
Q: USBメモリベンダから発売しているTrend Micro USB Security for Biz (TMUSB) 搭載セキュリティUSBメモリとどう違うのですか?
A: USBメモリベンダから発売されているTMUSB搭載USBメモリは、検索対象端末のHDDは検索しません。USBメモリに書き込まれるファイルのみを検索します。TMPSは、検索対象端末のローカルHDDを検索します。TMUSBは対象コンピュータは弊社製品で守られているという前提で開発された製品ですが、TMPSはウイルス対策ソフトがインストールできない環境を前提に開発された製品である点が異なります。
Q: ライセンス費用には何が含まれていますか?また、上位バージョンへのアップグレードは無償で可能ですか?
A: ライセンス費用にはパターンファイルなどのアップデート、スタンダードサポート、(購入期間に応じた)ハードウェアサポートが含まれます。また、ライセンスが有効な期間は、無償で上位バージョンへのアップグレードが可能です。
Q: 今後TMPSのバージョンアップ(対応OS拡充など)があった際、物理的にUSBデバイスを買い直す必要がありますか?
A: 現時点では、パッチでの適用と考えております。(インターネット上からダウンロード)USBデバイスの買い直しは想定しておりません。
2014年1月に公開のTMPS2 にバージョンアップする場合には、物理的にUSBデバイスの買い直しが必要となります。