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事象

IWSS 5.6 Linux 版ないし IWSVA 5.6 から設定を移行すると、IWSS 6.5 Linux 版ないし IWSVA 6.5 の管理コンソールの以下のポリシーに「Leisure Time」ではじまるポリシーが追加されます。

- アプリケーション制御 > ポリシー
- HTTP > HTTP検査 > ポリシー
- HTTP > URLフィルタ > ポリシー

以下は、IWSVA 5.6 のHTTP検査ポリシーで、グローバルポリシーの他に「http inspection policy」というポリシーを追加していた場合の移行例です。

IWSVA 5.6

IWSVA 6.5

説明

IWSS 5.6 Linux 版/IWSVA 5.6 の上記ポリシーでは、一つのポリシー内に「業務時間中」と「業務時間外」でルールが分かれており、それぞれでルールを指定するようになっていました。

一方、IWSS 6.5 Linux 版/IWSVA 6.5 では仕様が若干変更されており、ポリシー毎にポリシーを適用するスケジュールを指定するようになっており、一つのポリシー内には一つのルールしか指定できません。

そのため、動作の整合性を取るために、IWSS 5.6 Linux 版/IWSVA 5.6 の「業務時間中」で指定していたルールを同名のポリシーで定義し、「業務時間外」に指定していたルールを「Leisure Time」からはじまるポリシー名で新たに定義しています。

なお、IWSS 6.5 Linux 版/IWSVA 6.5 の同名のポリシーではスケジュールに「常時」が指定されるため、IWSS 5.6 Linux 版/IWSVA 5.6 で「業務時間中」と「業務時間外」で同じルールを指定していた場合は、「Leisure Time」ではじまる方のポリシーは削除しても動作は変わりません。

IWSS 6.5 Linux 版/IWSVA 6.5 の同名のポリシー

「Leisure Time」ではじまるポリシー

※working time/leisure time の時間は 管理 > 一般設定 > 予約期間 で定義されています。