2020/05/26 に弊社アクティブアップデートサーバにて公開の 高度な脅威検索エンジン ATSE 12を適用し、その後、 本Critical Patch (ビルド 2117) を適用した場合、機械学習検索機能の検知率に影響が出る可能性がある事が確認されています。
Trend Micro Apex One の最新ビルドには事象の修正が含まれているため、Critical Patch (ビルド 2117)の適用を検討されている場合には、 Trend Micro Apex One Patch (ビルド 2146) の適用を実施ください。
Trend Micro Apex One 2019 Critical Patch (ビルド 2117) 概要
プログラムアップデート確認ロジックの更新に伴い、クライアント側のロールバック機能およびオフライン環境でのコンポーネントアップデートにおいて制限があります。適用前にプログラムアップデート確認ロジックの強化並びに確認されている動作についてをご確認ください。
本 Critical Patch で提供される修正、新機能については付属の Readme をご確認ください。Readme は最新版ダウンロードからご確認ください。
適用対象
Trend Micro Apex One 2019 (ビルド 1632) 以降のビルドがインストールされている必要があります。
最新版ダウンロード
本 Critical Patch は「最新版ダウンロード」からダウンロードできます。
インストール手順
本 Critical Patch のインストール手順は次の通りです。
- 任意の場所で、apex_one_2019_win_ja_criticalpatch_b2117.zip を解凍します。
- apex_one_2019_win_ja_criticalpatch_b2117.exe をダブルクリックします。
- ファイルの解凍が完了するまで、しばらく待ちます。
- 使用許諾契約書の確認を行います。
- Critical Patch をインストールする場合は、[インストール] をクリックします。
- 「インストール成功」と表示されれば作業は完了です。
サーバ側のバージョン確認方法
Web管理コンソールの[ヘルプ]>[バージョン情報] を選択し、表示されるビルド番号が「2117」となる事を確認します。
エージェント側のバージョン確認方法
Apex One セキュリティエージェントの「?」マークをクリックし、[バージョン情報] を選択してエージェントのバージョンが 「14.0.2117」となる事を確認します。
ロールバックについて
サーバ側のロールバックにつきましてはロールバック機能についてをご確認ください。
予想適応時間
約 10分
検証環境における修正プログラム適用に要した時間を記載したものです。
ネットワーク環境や適用するコンピュータの性能などによって適用時間は異なります。
あくまでも目安としてご利用ください。
エージェントへの配信サイズ(ご参考)
- 32ビット環境エージェントへの配信量 = 226.4 MB
- 64ビット環境エージェントへの配信量 = 287.5 MB
※パッケージサイズは、含まれるコンポーネントによって異なる可能性があります。
本 Critical Patch 適用後の、Trend Micro Apex One 2019 サーバのOS再起動の必要性
必要ありません。
本 Critical Patch 適用後の、Apex One セキュリティエージェントのOS再起動の必要性
管理コンソールの[エージェント]>[エージェント管理]の[再起動が必要]のカラムや、クライアントのコンソールにて再起動の必要の有無をご確認ください。
インストールの後に
本 Trend Micro Apex One 2019 Critical Patch(ビルド 2117) 適用後に、パターンファイルや検索エンジンのアップデートを実行することをお勧めします。