概要
Hosted Email Security(以下、HES) を経由して受信したメールの件名に、複数のタグが挿入されることがあります。
詳細
HESのポリシールールによる検索では、以下のいずれかの処理(インターセプト処理)が行われない限り、以降のルールによる検索が引き続き行われます。
1.メッセージ全体を削除
2.メッセージを今すぐ配信
3.メッセージを隔離
4.受信者を変更
そのため複数のルールで指定されている処理が「メッセージをインターセプトしない」かつ「件名に次のタグを挿入」の設定となっていた場合に、各ルールの検索条件に合致するメールを受信すると、受信したメールの件名に各ルールで指定されたタグがそれぞれ挿入される場合があります。
例えば以下のような2つのルールを設定後、これら両方のルールの検索条件(この例ではスパムとWebピュテーション)に合致するメールを受信した場合は両方のルールにより処理が行われ、受信したメールの件名の先頭に[タグ2][タグ1]の文字列が挿入されます。
----------------------------------
<ルール1>
-受信者と送信者
メッセージが次の場合:
受信
*@example.com宛て
(および)
任意のアドレスから
-検索条件
検出されたメッセージが次の内容:
・スパム
-処理
上の条件が満たされた場合に次の処理を行う:
メッセージをインターセプトしない
(および)
件名に次のタグを挿入: [タグ1]
----------------------------------
<ルール2>
-受信者と送信者
メッセージが次の場合:
受信
*@example.com宛て
(および)
任意のアドレスから
-検索条件
検出されたメッセージが次の内容:
・Webレピュテーション
-処理
上の条件が満たされた場合に次の処理を行う:
メッセージをインターセプトしない
(および)
件名に次のタグを挿入: [タグ2]
----------------------------------
1.メッセージ全体を削除
2.メッセージを今すぐ配信
3.メッセージを隔離
4.受信者を変更
そのため複数のルールで指定されている処理が「メッセージをインターセプトしない」かつ「件名に次のタグを挿入」の設定となっていた場合に、各ルールの検索条件に合致するメールを受信すると、受信したメールの件名に各ルールで指定されたタグがそれぞれ挿入される場合があります。
例えば以下のような2つのルールを設定後、これら両方のルールの検索条件(この例ではスパムとWebピュテーション)に合致するメールを受信した場合は両方のルールにより処理が行われ、受信したメールの件名の先頭に[タグ2][タグ1]の文字列が挿入されます。
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<ルール1>
-受信者と送信者
メッセージが次の場合:
受信
*@example.com宛て
(および)
任意のアドレスから
-検索条件
検出されたメッセージが次の内容:
・スパム
-処理
上の条件が満たされた場合に次の処理を行う:
メッセージをインターセプトしない
(および)
件名に次のタグを挿入: [タグ1]
----------------------------------
<ルール2>
-受信者と送信者
メッセージが次の場合:
受信
*@example.com宛て
(および)
任意のアドレスから
-検索条件
検出されたメッセージが次の内容:
・Webレピュテーション
-処理
上の条件が満たされた場合に次の処理を行う:
メッセージをインターセプトしない
(および)
件名に次のタグを挿入: [タグ2]
----------------------------------