概要
Trend Micro Hosted Email Security(以下、HES)からTrend Micro Email Security(以下、TMEmS)へのデータを移行する機能が2020/3/24から利用可能となりました。本FAQでは移行の前提条件や移行対象となるデータ、その他移行の機能に関してよくお問い合わせいただく内容についてご紹介いたします。
TMEmSでは仮想アナライザによるURLの検査やパスワード保護された圧縮ファイルへ展開を試みるファイルパスワード解析など、HESには搭載されていない各種新機能が実装されています。現在HESをご利用中のお客様においては、本FAQも参考にぜひTMEmSへの移行をご検討ください。
TMEmSでは仮想アナライザによるURLの検査やパスワード保護された圧縮ファイルへ展開を試みるファイルパスワード解析など、HESには搭載されていない各種新機能が実装されています。現在HESをご利用中のお客様においては、本FAQも参考にぜひTMEmSへの移行をご検討ください。
詳細
移行の前提条件について:
HESからTMEmSへデータを移行する機能をご利用いただく際の前提条件として、CLP(Customer Licensing Portal)またはLMP(Licensing Management Portal)の同一アカウントID内に、HES及びTMEmS両方のライセンスが有効化されている必要がございます。異なるアカウントID間では移行機能を利用することができませんのでご注意ください。
移行対象のデータについて:
移行対象となるデータ、および移行対象外となるデータについては以下のオンラインヘルプにて一覧でお纏めしておりますので事前にご確認をお願いいたします。移行ツールを使用することで各種ポリシーやオブジェクト情報などを移行することができますが、ログや隔離されているメール、ダッシュボード上に表示されている情報などは移行することができませんのでご注意ください。
移行されるデータ
https://docs.trendmicro.com/ja-jp/enterprise/trend-micro-email-security-online-help/configuring-administ/migrating-data-from-/data-that-will-be-mi_001.aspx
移行されないデータ
https://docs.trendmicro.com/ja-jp/enterprise/trend-micro-email-security-online-help/configuring-administ/migrating-data-from-/data-that-will-not-b.aspx
移行の手順について:
データの移行を開始するには次の2つの方法がありますが、どちらで実施いただいても問題ございません。
・プロビジョニングウィザード
TMEmSの管理コンソールに初めてログオンした際にプロビジョニングウィザードが表示され、アカウントをプロビジョニングする前にHESからデータを移行するかどうか尋ねられます。データの移行を選択する場合は、画面上の指示に従って移行を実行します。データの移行を選択しない場合は、プロビジョニングに進みます。
・データ移行ツール
管理コンソール上のすべての機能を確認した後にデータを移行する場合は、[管理] > [Hosted Email Security移行ツール] の順に選択してデータ移行ツールを実行します。
移行手順の詳細について以下のオンラインヘルプにてご案内しておりますので、こちらを参考に移行を進めてください。
Hosted Email Securityからのデータの移行
https://docs.trendmicro.com/ja-jp/enterprise/trend-micro-email-security-online-help/configuring-administ/migrating-data-from-.aspx
データ移行後の設定:
データ移行が完了しましたら、ポリシー設定等の確認をしたうえでDNSレコードの設定等を実施してTMEmSの利用を開始します。推奨されるタスクについては以下にまとめられておりますので、こちらをご参照ください。
データ移行後のTrend Micro Email Securityの設定
https://docs.trendmicro.com/ja-jp/enterprise/trend-micro-email-security-online-help/configuring-administ/migrating-data-from-/setting-up-trend-mic.aspx
よくあるご質問:
Q1. プロビジョニングウィザードや管理画面に移行ツールが表示されません。
A1. 同一アカウントID内にHES/TMEmSのライセンスが登録されていない場合、移行ツールは表示されません。同一アカウント上にHES/TMEmSのライセンスが登録されているかをまずはご確認ください。同一アカウントID内にHES/TMEmSの両方のライセンスが登録されているにも関わらず移行ツールが表示されない場合は、アカウントIDの情報を添えてサポート窓口までご連絡ください。
Q2. 移行ツールは何回も実行できますか?
A2. いいえ、移行ツールが実行できるのは1回のみとなります。
Q3. データ移行実行時に「前のタスクで発生したエラーにより、移行を実行できません。」 というメッセージが表示され、移行を実施できません。
A3. 原因と対処について確認いたしますので、アカウントIDの情報とエラーの発生箇所が分かるスクリーンショットを添えてサポート窓口までご連絡ください。
Q4. 他社製品からの設定移行は実現できますか?
A4. いいえ、本ツールを用いて移行可能な製品はHESのみとなります。
Q5. 移行ツール実行によって、HESのメール送受信に影響はありますか?
A5. いいえ、移行ツール実行によってHESのメール送受信に影響を与えることはありません。
Q6. 移行ツール実行によって、TMEmSのメール送受信に影響はありますか?
A6. 移行ツール実行時、メールの経路がHESを経由している場合には、TMEmSのメール送受信には影響はありません。
なお、既にTMEmSの利用を開始している状態で移行ツールを実行した場合には、TMEmSのポリシーが変更され途中で動作が変更となる可能性があります。
基本的にはTMEmSへメールの経路(MXレコードの向き先)を切り替える前に移行ツールを実行することを推奨いたします。
HESからTMEmSへデータを移行する機能をご利用いただく際の前提条件として、CLP(Customer Licensing Portal)またはLMP(Licensing Management Portal)の同一アカウントID内に、HES及びTMEmS両方のライセンスが有効化されている必要がございます。異なるアカウントID間では移行機能を利用することができませんのでご注意ください。
移行対象のデータについて:
移行対象となるデータ、および移行対象外となるデータについては以下のオンラインヘルプにて一覧でお纏めしておりますので事前にご確認をお願いいたします。移行ツールを使用することで各種ポリシーやオブジェクト情報などを移行することができますが、ログや隔離されているメール、ダッシュボード上に表示されている情報などは移行することができませんのでご注意ください。
移行されるデータ
https://docs.trendmicro.com/ja-jp/enterprise/trend-micro-email-security-online-help/configuring-administ/migrating-data-from-/data-that-will-be-mi_001.aspx
移行されないデータ
https://docs.trendmicro.com/ja-jp/enterprise/trend-micro-email-security-online-help/configuring-administ/migrating-data-from-/data-that-will-not-b.aspx
移行の手順について:
データの移行を開始するには次の2つの方法がありますが、どちらで実施いただいても問題ございません。
・プロビジョニングウィザード
TMEmSの管理コンソールに初めてログオンした際にプロビジョニングウィザードが表示され、アカウントをプロビジョニングする前にHESからデータを移行するかどうか尋ねられます。データの移行を選択する場合は、画面上の指示に従って移行を実行します。データの移行を選択しない場合は、プロビジョニングに進みます。
・データ移行ツール
管理コンソール上のすべての機能を確認した後にデータを移行する場合は、[管理] > [Hosted Email Security移行ツール] の順に選択してデータ移行ツールを実行します。
移行手順の詳細について以下のオンラインヘルプにてご案内しておりますので、こちらを参考に移行を進めてください。
Hosted Email Securityからのデータの移行
https://docs.trendmicro.com/ja-jp/enterprise/trend-micro-email-security-online-help/configuring-administ/migrating-data-from-.aspx
データ移行後の設定:
データ移行が完了しましたら、ポリシー設定等の確認をしたうえでDNSレコードの設定等を実施してTMEmSの利用を開始します。推奨されるタスクについては以下にまとめられておりますので、こちらをご参照ください。
データ移行後のTrend Micro Email Securityの設定
https://docs.trendmicro.com/ja-jp/enterprise/trend-micro-email-security-online-help/configuring-administ/migrating-data-from-/setting-up-trend-mic.aspx
よくあるご質問:
Q1. プロビジョニングウィザードや管理画面に移行ツールが表示されません。
A1. 同一アカウントID内にHES/TMEmSのライセンスが登録されていない場合、移行ツールは表示されません。同一アカウント上にHES/TMEmSのライセンスが登録されているかをまずはご確認ください。同一アカウントID内にHES/TMEmSの両方のライセンスが登録されているにも関わらず移行ツールが表示されない場合は、アカウントIDの情報を添えてサポート窓口までご連絡ください。
Q2. 移行ツールは何回も実行できますか?
A2. いいえ、移行ツールが実行できるのは1回のみとなります。
Q3. データ移行実行時に「前のタスクで発生したエラーにより、移行を実行できません。」 というメッセージが表示され、移行を実施できません。
A3. 原因と対処について確認いたしますので、アカウントIDの情報とエラーの発生箇所が分かるスクリーンショットを添えてサポート窓口までご連絡ください。
Q4. 他社製品からの設定移行は実現できますか?
A4. いいえ、本ツールを用いて移行可能な製品はHESのみとなります。
Q5. 移行ツール実行によって、HESのメール送受信に影響はありますか?
A5. いいえ、移行ツール実行によってHESのメール送受信に影響を与えることはありません。
Q6. 移行ツール実行によって、TMEmSのメール送受信に影響はありますか?
A6. 移行ツール実行時、メールの経路がHESを経由している場合には、TMEmSのメール送受信には影響はありません。
なお、既にTMEmSの利用を開始している状態で移行ツールを実行した場合には、TMEmSのポリシーが変更され途中で動作が変更となる可能性があります。
基本的にはTMEmSへメールの経路(MXレコードの向き先)を切り替える前に移行ツールを実行することを推奨いたします。