マイクロソフト社においてもSHA-1の利用を廃止し、より安全なSHA-2アルゴリズムを排他的に使用する方針へ強く推奨しています。詳細についてはマイクロソフト社記事:Windows および WSUS の 2019 sha-2 コード署名のサポートの要件 をご参照ください。
この変更に関連し、Windows 7, およびWindows Server 2008 R2 のシステムをご使用のお客さまは、マイクロソフト社のPatchを適用し、SHA-2を使用したコード署名に変更する必要があります。詳細については、Deep Discoveryシリーズで使用しているWindows 7, およびWindows Server 2008 R2の仮想アナライザにおいて適用が必要なマイクロソフト社Patch についてをご参照ください。
■ Deep Discovery対象製品
- Deep Discovery Inspector (DDI)
- Deep Discovery Email Inspector (DDEI)
- Deep Discovery Analyzer (DDAN)
■適用が必要なマイクロソフト社Patch
- KB4474419
- KB4490628
■Patch確認手順
使用している仮想アナライザに適用されているPatchを確認するためには、以下の手順に従ってください。
- 仮想アナライザイメージ(ovaファイル)をVirtual Boxにインポートします。
- 仮想マシンを起動します。
- 仮想マシン内で、PowerShellを起動します。
- Windows 7: スタートメニューから「ファイル名を指定して実行」を選択し、”Powershell”と入力して「OK」をクリックします。
- Windows Server 2008 R2: スタートメニューから “Windows PowerShell”を選択します。
- PowerShellウィンドウにて、“Get-Hotfix” コマンドを実行します。
出力例
- KB4474419
- KB4490628
更新履歴
2021/05/21「詳細」の更新
Windows Server のバージョン「Windows 2008 R2 SP2」およびその適用対象 Patch について誤りがあったため、記述を削除