■SMS H4 サーバー前面パネルの左部分の LED インジケーターの状態確認
正常動作時のLEDインジケーターの状態は「消灯」になりますので、何らかの事象が発生している場合のみLEDインジケーターが表示されます。
LED
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障害発生箇所 |
正常動作時 |
異常時 |
症状 |
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HDD |
消灯 |
橙点灯 |
ハードドライブに関する障害、もしくはエラー |
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システムの温度 |
消灯 |
橙点灯 |
システムの温度に関する異常 |
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電源関連 |
消灯 |
橙点灯 |
電圧異常、電源ユニットの障害、
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メモリ |
消灯 |
黄点灯 |
メモリに関する障害、その他メモリエラー |
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PCIe |
消灯 |
黄点灯 |
PCIe カードに関する障害、
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・正常動作時
・電源障害発生時
障害LEDアイコンが消灯している場合でもインジケーターの状態が青から橙に遷移する場合があります。
この場合にはハードウェア障害は発生しておりませんので SMS としての動作に影響はございませんが、サーバー側のシステムイベントログに何らかのアラートを出力している可能性があります。
■サーバーのシステムイベントログ、および Hardware Diagnostics の実行結果
ハードウェアに関するシステムログの確認、およびハードウェア診断テストを実施するには SMS のシステムを停止し、Lifecycle Controller からの操作を実施する必要があります。
※外部ディスプレイ、USBキーボード、USB マウスを接続しての操作が必要になります
・システムイベントログの確認手順
1. SMS H4 サーバーに VGA ディスプレイ、USBキーボード、USBマウスを接続し、システム再起動を実施します
2. システム起動時に以下の画面の際に F10 キーを押します
3. 起動時に Lifecycle Controller の Initial Setup Wizard 画面が表示される場合には Next ボタンを押し、Initial Setup を完了させます
4. Lifecycle Controller の起動後、Lifecycle Log を選択し、View Lifecycle Log History を表示します
5. 事象発生時のログを確認し、事象発生時のメッセージ内容を確認します
可能であれば該当メッセージ箇所のスクリーンショット、もしくはエクスポートしたログを取得し、
ご提供願います
6. Lifecycle Controller の Home 画面に戻り、System Setup を選択し、Advanced Hardware Configuration を選択します
7. System Setup 画面から iDRAC Settings を選択します
■Hardware Diagnostics ツールの実行結果の確認
8. Home 画面から Hardware Diagnostics を選択し、Run Hardware Diagnostics を選択します
9. Diagnostics ツールの実行には数分から数十分程度の時間を要します
10. 診断結果で何らかのアラートが発生した場合には、メッセージ内容を確認します
可能であれば該当メッセージ箇所のスクリーンショットをご提供願います
11. Lifecycle Controller を終了し、SMS を起動させます