一部環境にて、本修正プログラムの適用に失敗する事象が確認されています。
事前に、以下製品Q&Aを必ずご確認ください。
他にも、本修正プログラムにて複数の注意事項が確認されております。
後述の [注意事項] 欄を必ずご確認いただいた上で、適用作業の実施をお願いいたします。
注意事項
Patch5 (ビルド 9565) 以降では、エージェントセルフプロテクションの設定は常に自動的に有効になりま
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本修正プログラムにより、ウイルス検索エンジン/高度な脅威検索エンジンがアップデートされます。
アップデート後の最新の、ウイルス検索エンジン/高度な脅威検索エンジンでは以下の機能が提供されます。- 新たな脅威に対する検出機能の追加と強化
- 各種の不具合に対する修正
- セキュリティ強化の観点から、Patch 3 (ビルド 8378) 以降の修正プログラム適用後より OS 側の「証明書マネージャ」による証明書エクスポートおよび、以下製品 Q&A に記載の「CertificateManager」による証明書のエクスポートが実施できなくなります。
サーバ認証機能の概要および証明書の更新(変更)/バックアップ方法について
これに伴い、バックアップパスワードを再設定したサーバ認証証明書をエクスポートすることができなくなります。
今後サーバ移行や再構築の際にサーバ認証証明書を再利用する可能性があり、インストール時に下記画面で設定したバックアップのパスワードにご懸念がある場合は、Patch 3 (ビルド 8378) 以降の修正プログラム適用前に上記製品 Q&A に記載の手順で必ずサーバ認証証明書をバックアップしてください。
- Patch 3 (ビルド 8378) 未満のビルドに対し本修正プログラムを適用する際に「個人情報を含まない情報の収集」について許可するかの判断を求めるポップアップ画面が表示される場合があります。詳細については以下の製品 Q&A をご参照ください。
[Apex One] Patchの適用時に "個人情報を含まない情報の取集許可" の判断を求められる - Critical Patch (ビルド 9167) 未満のビルドに対し本修正プログラムを適用する場合、修正プログラムの適用のみでは以下のアラート/アドバイザリに記載の脆弱性対策が完了いたしません。
「対処方法」セクションに記載の補助ツール EAFCUA.exe を実行をお願いいたします。
アラート/アドバイザリ:Trend Micro Apex Oneとウイルスバスターコーポレートエディションで 確認された複数の脆弱性について(2021年1月) -
Patch5 (ビルド 9565) 以降では、エージェントセルフプロテクションの設定は常に自動的に有効になります。
そのため、管理コンソールの以下メニューは非表示になります。
[エージェント]>[エージェント管理]画面の、 [設定]>[権限とその他の設定]>[その他の設定]タブに存在した「エージェントセルフプロテクション」のセクション。 - Patch5 (ビルド 9565) 以降、Apex One サーバでの SQL Server 2008 および SQL Server 2008 R2 のサポートは終了いたします。Apex One サーバのデータベースとして、SQL Server 2008 / SQL Server 2008 R2 をお使いの場合、上記の Patch を適用の前に、サポートされている他のバージョンにアップグレードを実施ください。詳細については以下の製品 Q&A をご参照ください。
Trend Micro Apex One での SQL Server 2008 および SQL Server 2008 R2 のサポートについて
Trend Micro Apex One 2019 Patch5 (ビルド 9565) 概要
本修正プログラムにより提供される修正、新機能については付属の Readme ファイルをご確認ください。
適用対象
Trend Micro Apex One 2019 (ビルド 1632) 以降のビルドがインストールされている必要があります。
最新版ダウンロード
本修正プログラムは「最新版ダウンロード」からダウンロードできます。
インストール手順
本修正プログラムのインストール手順は次の通りです。
- 任意の場所で、apex_one_2019_win_ja_patch5_b9565.zip を解凍します。
- apex_one_2019_win_ja_patch5_b9565.exe をダブルクリックします。
- ファイルの解凍が完了するまで、しばらく待ちます。
- 使用許諾契約書の確認を行います。
- 本修正プログラムをインストールする場合は、[インストール] をクリックします。
- 「インストール成功」と表示されれば作業は完了です。
サーバ側のバージョン確認方法
Web管理コンソールの[ヘルプ]>[バージョン情報] を選択し、表示されるビルド番号が「9565」となる事を確認します。
エージェント側のバージョン確認方法
Apex One セキュリティエージェントの「?」マークをクリックし、[バージョン情報] を選択してエージェントのバージョンが 「14.0.9565」となる事を確認します。
ロールバックについて
サーバ側のロールバックにつきましては付属の Readme ファイルをご確認ください。
予想適用時間
約 10 分
検証環境における修正プログラム適用に要した時間を記載したものです。
ネットワーク環境や適用するコンピュータの性能などによって適用時間は異なります。
あくまでも目安としてご利用ください。
エージェントへの配信サイズ(ご参考)
- 32ビット環境エージェントへの配信量 = 301 MB
- 64ビット環境エージェントへの配信量 = 391 MB
※パッケージサイズは、含まれるコンポーネントによって異なる可能性があります。
本修正プログラム適用後の、Trend Micro Apex One 2019 サーバのOS再起動の必要性
必要ありません。
本修正プログラム適用後の、Apex One セキュリティエージェントのOS再起動の必要性
管理コンソールの[エージェント]>[エージェント管理]の[再起動が必要]のカラムや、クライアントのコンソールにて再起動の必要の有無をご確認ください。
インストールの後に
本修正プログラム適用後に、パターンファイルや検索エンジンのアップデートを実行することをお勧めします。