必須・推奨のコンポーネント

Deep Security Manager (以下、DSM) に必要なSQL Serverの機能は、「データベースエンジンサービス」(Database Engine Services) となります。
その他の機能は、お客様の環境に合わせて、必要なものを導入いただいてかまいません。

SQL Server Management Studio (SSMS) は、何らかの問題が発生した際のデータのクエリや、データベースの各種メンテナンス(圧縮・バックアップなど)をGUIで実施できます。
そのため、SQL Serverと同居、または接続可能なコンピュータにインストールいただくことをお勧めします。
 

必須のサービス

名前付きインスタンスでインストールされた場合、"SQL Server Browser" サービスを自動起動する設定にしてください。
SQL Server Browserサービスが起動していない場合、DSMがSQL Server の待受けポートを確認できず、データベースに接続できなくなります。
 

認証方法に関する注意事項

SQL Server の認証方式でWindows認証を選択し、DSMのインストール時に指定されたアカウントのパスワードがインストール後に変更された場合、DSMは変更後のパスワードを自動的には識別できないため、SQL Server へのログインに失敗します。
インストール時に指定したアカウントのパスワードが変更された場合、以下の製品Q&Aに従って新たなパスワードを登録してください。

• Deep Security Manager の参照先データベースや接続パスワードを変更する方法

 

メンテナンス関する注意事項

完全復旧モデルをご利用などをご利用の場合、トランザクションログのメンテナンスはお客様ご自身で実施をお願いいたします。
メンテナンスを行わないと、トランザクションログによりディスク容量を圧迫する恐れがあります。
詳しい手順はMicrosoft社へお問合せください。
 

その他の関連情報

• サポートする OS やデータベースについて
• SQL Server の復旧モデルについて
• Deep Security Manager と Deep Security Relay のインストール手順