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Trend Micro Email Securityをご利用にあたっての注意事項・トラブルシュート情報  

Trend Micro Email Securityをご利用にあたっての注意事項・トラブルシュート情報

    • 更新日:
    • 20 Sep 2023
    • 製品/バージョン:
    • Trend Micro Email Security
    • OS:
    • SaaS
概要
本ページでは、Trend Micro Email Security(以下、TMEmS)をご利用にあたっての主な注意事項とトラブルシュート情報をご紹介しております。
詳細
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目次

  1. 導入にあたっての注意事項・よくあるご質問
  2. 運用にあたっての注意事項・よくあるご質問
  3. トラブルシュート情報
 

1.導入にあたっての注意事項・よくあるご質問

TMEmSの導入にあたっての注意事項、またはよくあるご質問を以下にまとめております。

項目説明関連URL
導入手順の概要TMEmSの導入手順の概要は、右記のオンラインヘルプまたはFAQでご紹介しております。
こちらもご参照のうえで導入を進めてください。
Trend Micro Email Securityの使用開始
Trend Micro Email Securityの導入
ドメインの登録についてTMEmS管理画面の[ドメイン]から登録できるドメインは、各リージョンで唯一つである必要があります。詳細は右記をご参照ください。
体験版から本番アカウントに切り替える際などにご注意ください。
管理ドメインの登録制限について
登録が必要なDNSレコード、アクセス許可が必要なIPアドレスドメイン登録時に必要なDNSレコード、アクセス許可が必要なIPアドレスの情報は、右記のオンラインヘルプにてご紹介しております。ドメインの設定
TMEmSと連携するメールサーバ側の設定について

TMEmSをお客様環境のメールフローに加えるにあたり、TMEmSの送信元または送信先となるメールサーバ側で当該サーバ固有の設定が必要になることがございます。
特に、送信先のメールサーバで配慮すべき設定としては、リレー許可、送信者ドメイン認証(特にSPF)の除外、流量制限の除外といったものがあります。

設定が不足している場合、「送信先メールサーバ側がTMEmSからのメールを受信拒否する」といった事象が発生いたします。
詳細は、当該メールサーバのサポート窓口までご相談ください。
なお、Microsoft 365をご利用の場合は、右記のように受信コネクタと送信コネクタを設定いただくことをご案内しております。

Office 365の受信コネクタの追加
Office 365の送信コネクタの追加
InterScan Messaging Securityシリーズからの移行についてTMEmSでは、InterScan Messaging Securityシリーズの設定バックアップから一部の設定を移行する機能を用意しております。詳細は右記をご参照ください。InterScan Messaging SecurityシリーズからTrend Micro Email Securityへの移行について
TMEmSがリレー許可するメールについてTMEmSがリレー許可するメールにつきましては、右記にて紹介しております。特に、受信保護方向の場合、送信者アドレスのドメインがDNSで名前解決可能である必要がございます。Trend Micro Email Securiryでのメール配送における注意・制限事項
TMEmSにおけるメールの流量制限についてTMEmSではメールの流量制限を設けております。詳細は右記をご参照ください。メールの流量制限について
仮想アナライザ解析の割り当て上限と平均処理時間

TMEmSでは、不審なURLまたはファイルを仮想アナライザに送信して解析する機能を用意しております。
仮想アナライザに送信可能なURLとファイルの上限は、ご購入のライセンスのシート数によって変化いたします。
仮想アナライザ解析の平均処理時間と合わせ、上限の情報は右記のオンラインヘルプにてご紹介しております。

■URL
Webレピュテーション条件の設定
■ファイル
ウイルス検索条件の設定

転送メールをご利用の際のご注意転送メールをTMEmSの送信保護方向で配送する場合、TMEmSのリレー制限機能によってTMEmSがメールを受信拒否することがあります。
詳細は右記をご参照ください。
転送メールが「554 5.7.1 : Recipient address rejected: NO-DOMAIN」といった応答で受信拒否される
ログやメッセージキューの保持期限について各種ログ、メッセージキューの保持期間の情報は右記のオンラインヘルプにてご紹介しております。機能の上限と制限
メール追跡について
ポリシーイベントの概要
URLクリック追跡について
監査ログについて
承認済み送信者とブロック済み送信者について

承認済み送信者とブロック済み送信者の仕様の詳細につきましては、右記をご参照ください。
特定の送信者からのメールを許可 or ブロックしたい場合、ソリューションの一例となります。

承認済み送信者とブロック済み送信者
 

2.運用にあたっての注意事項・よくあるご質問

TMEmSの運用にあたっての注意事項、またはよくあるご質問を以下にまとめております。

項目説明関連URL
脅威対策の推奨設定についてTMEmSにおける脅威対策の設定例は、右記にてご紹介しております。脅威対策の推奨設定について
ライセンスの有効期限についてTMEmSのライセンスの有効期限が失効した場合の影響は、右記にてご紹介しております。ライセンス有効期限終了後の動作
デフォルトのポリシールールについてTMEmSのデフォルトのポリシールールは、右記にてご紹介しております。
一部のデフォルトのポリシールールは、脅威を含むメールやスパムメールが意図せずTMEmSから外部へ配信されることを防ぐため、設定変更不可能となっております。
デフォルトのポリシールールについて
管理画面における言語設定について管理画面、エンドユーザ管理画面で使用される言語については、右記をご参照ください。管理コンソールおよびエンドユーザコンソールが対応している言語
特定の送信者からのメールを許可 or ブロックしたい特定の送信者からのメールをTMEmSのポリシールールの対象外とする場合、または、意図的にブロックしたい場合は、一例として右記の内容をご参照ください。承認済み送信者とブロック済み送信者
ファイルパスワード解析についてTMEmSは、ファイルパスワード解析機能を提供しております。
これにより、パスワードロックされたファイルに対しても脅威解析が可能になります。
本機能の仕様や挙動については右記をご参照ください。
パスワード付きZIPファイルの解析について
ファイルパスワード解析
メールに添付したOfficeファイルが削除される事象について添付ファイルへの過度な検索処理に起因するメール配送遅延や高負荷発生を防ぐため、TMEmSでは添付ファイルに対して検索制限を設けております。
こちらに伴い、当該検索制限に抵触したOfficeファイルが削除されるケースがあります。詳細は右記をご参照ください。
「圧縮ファイルのファイル数が最大値を超えています。」という理由でメールが削除されてしまう原因と回避策
「1つの解凍済みファイルのサイズが最大値を超えています。」という理由で削除されてしまう原因と回避策
SPF(Sender Policy Framework)検証についてTMEmSでは、送信者ドメイン認証機能としてSPF検証機能を用意しております。
本機能に関する詳細は右記をご参照ください。
Trend Micro Email SecurityにおけるSender Policy Framework (SPF) について
DKIM(DomainKeys Identified Mail)検証についてTMEmSでは、送信者ドメイン認証機能としてDKIM検証機能を用意しております。
本機能に関する詳細は右記をご参照ください。
Trend Micro Email SecurityにおけるDKIM検証について
DKIM(DomainKeys Identified Mail)署名についてTMEmSでは、送信者ドメイン認証機能としてDKIM署名機能を用意しております。
本機能に関する詳細は右記をご参照ください。
送信者ドメイン認証機能(DKIM署名)について
DMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting, and Conformance)検証についてTMEmSでは、送信者ドメイン認証機能としてDMARC検証機能を用意しております。
本機能に関する詳細は右記をご参照ください。
DMARC認証について
 

3.トラブルシュート情報

TMEmSをご利用の際に問題が発生した場合は、以下の情報をご参照ください。

3.1 既知の注意事項または回避策の確認

以下でご紹介している既知の注意事項、または回避策で解決できる内容であるかご確認ください。

  導入にあたっての注意事項・よくあるご質問
  運用にあたっての注意事項・よくあるご質問

3.2 サポートセンターへのお問合せについて

サポートセンターにお問合せをする前に、こちら(※)をご参照のうえで問題となる事象の整理をお願いいたします。
整理いただいた情報をもとにお問合せいただくことで、結果的に問題解決までの時間の短縮につながります。

(※)ウイルスバスター コーポレートエディションまたはApex Oneをベースにしておりますが、お問合せの際の一般的な参考情報をご案内しております。

3.3 調査にあたっての情報採取について

調査にあたって必要となる情報は、発生している問題によって異なります。
以下をご参照のうえで、サポートセンターへのお問合せの際に合わせて情報の提供をお願いいたします。

  1. 調査状況やお問合せの内容によっては、更に追加で情報採取を依頼させていただくことがございます。
  2. 「以下の各KBに記載の情報が全て揃わない限りは、お問合せを承れない」ということではございません。可能な限り必要な情報を予め整理・採取いただくことで、結果的に問題解決までの時間の短縮につながります。
  3. 以下に該当しないケースにつきましては、まずは3.2にご紹介の内容をもとに情報を整理いただいたうえで、サポート窓口にご相談ください。
項目説明関連URL
脅威解析依頼について「ファイルやURLの誤警告・検出漏れ」そのものに関する調査依頼は、右記をご参照のうえ、脅威解析依頼としてお問合せください。
TMEmSの動作観点での調査をご希望の場合TMEmSの製品ケースとしてお問合せください。
脅威に関するお問い合わせの方法について
メール配送の問題について「TMEmSがメールをブロックする」
「TMEmSから次のメールサーバへのメールの配送で遅延が発生している」
「TMEmSから次のメールサーバへのメールの配送に失敗する」
といった、メール配送に関する問題については、右記をご参照のうえお問合せください。
メール配送で問題が発生する場合の情報採取手順
ポリシーの問題について送信者フィルタ、ドメインベース認証、スパムメールフィルタ等、ポリシーの動作に関する問題については、右記をご参照のうえお問合せください。Trend Micro Email Security のポリシーで問題が発生する場合の切り分け内容および調査に必要となる情報
ログまたはレポートの問題についてTMEmSのログやレポートの内容の問題については、右記をご参照のうえお問合せください。Trend Micro Email Securityのログやレポートのクエリで問題が発生する場合の情報採取手順
管理画面の表示や操作の問題についてTMEmS管理画面の画面表示や操作において問題がある場合は、右記をご参照のうえお問合せください。Trend Micro Email Securityの管理画面で問題が発生する場合の情報採取手順
REST APIの問題についてTMEmSのREST API機能について問題がある場合は、右記をご参照のうえお問合せください。APIの利用に関するサポートポリシー
Trend Micro Email Security REST APIにおける問題発生時の切り分け方法および調査に必要となる情報について
ディレクトリ同期ツールの問題についてTMEmSでは、各ディレクトリサーバからユーザ情報を同期するためのディレクトリ同期ツールをご用意しております。
本ツールに関する問題については、右記をご参照のうえお問合せください。
ディレクトリ同期ツールで問題が発生する場合の情報採取手順
管理画面、エンドユーザ管理画面のログオンの問題についてTMEmS管理画面へのログオンにおいて問題がある場合は、右記をご参照のうえお問合せください。Trend Micro Email Security の管理コンソールまたはエンドユーザコンソールへのログオンで問題が発生する場合の切り分け内容および調査に必要となる情報
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評価:
カテゴリ:
Troubleshoot; SPEC
Solution Id:
000291451
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