Trend Micro Apex One および Trend Micro Apex One SaaS ではセキュリティ品質を維持するため、管理サーバのプロトコルを TLS 1.2 に変更し、SSL 3.0 および TLS 1.0/1.1 のサポートを終了します。
Windows 8.1 / Windows Server 2012 R2 以降のプラットフォームはデフォルトで TLS 1.2 をサポートしておりますが、それより古いプラットフォームでは Windows更新プログラムの適用が必要になる場合がございます。
SSL 3.0 および TLS 1.0/1.1 について
特に TLS 1.0 の歴史は古く、Windows XP / Windows Server 2003 に実装されましたがセキュリティの脆弱性の観点などから Microsoft 社では TLS 1.0/1.1 の無効化を推奨しています。
ご参考: Microsoft社:トランスポート層セキュリティ 1.0 および 1.1 の無効化
Apex One および Apex One SaaS について
製品側のセキュリティ品質を維持するため、Trend Micro Apex One および Trend Micro Apex One SaaS では、以下の製品アップデートで管理サーバのプロトコルを TLS 1.2 に変更します。
これに伴い、Trend Micro Apex One および Trend Micro Apex One SaaS では 「SSL 3.0 ,TLS 1.0 ,TLS 1.1 および DTLS 1.0」 が機能しなくなり、「TLS 1.2」がデフォルトのプロトコルとなります。
Windows 8.1 / Windows Server 2012 R2 以降のプラットフォームはデフォルトで TLS 1.2 をサポートしておりますが、それより古いプラットフォームでは Windows更新プログラムの適用が必要になる場合がございます。
■ TLS 1.2 対応スケジュール
・ Trend Micro Apex One SaaS : 2022年 11月 定期メンテナンス
・ Trend Micro Apex One : Critical Patch ビルド11136 以降
古いプラットフォームでの注意事項
次のプラットフォームで Apex One をご利用されているお客様は、プラットフォームが TLS 1.2 をサポートする状態になっているか (Windows更新プログラムの適用,レジストリの編集など) ご確認いただく必要がございます。
TLS 1.2 をサポートしていない場合、管理サーバとの通信に失敗します。
・ Windows 7 SP1
・ Windows Server 2008 R2
・ Windows Server 2012
ご参考: Microsoft社:Windows の WinHTTP で TLS 1.1 および TLS 1.2 を既定のセキュリティ で保護されたプロトコルとして有効にするための更新プログラム