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InterScan Messaging Security Suite 7.1 Linux版 Patch3(build_13920) の概要および適用方法  

InterScan Messaging Security Suite 7.1 Linux版 Patch3(build_13920) の概要および適用方法

    • 更新日:
    • 17 Jul 2017
    • 製品/バージョン:
    • InterScan Messaging Security Suite 7.1
    • OS:
    • Linux すべて
概要
 InterScan Messaging Security Suite (以降、InterScan MSS) 7.1 Linux版 Patch3(build_13920) の概要および適用方法は以下の通りです。
詳細
Public
InterScan Messaging Security Suite 7.1 Linux版 Patch3(Build_13920)は公開終了しました。ここでは Patch 3の新機能および修正項目を紹介します。
本 Patch 3 には、Patch3以前の全ての新機能および修正が含まれます。Patch 2の新機能および修正については、こちらの製品Q&Aを参照してください。

新機能

項目番号製品Q&A機能内容
本Patchでは、次の新機能が提供されます。
1-

オプションが追加され、InterScan MSSが新しいエンジンファイルおよびパターン
ファイルのバージョンを10分ごとに確認し、アップデートがある場合にはアップ
デートを実行するようになります。


このオプションを有効にするには、次の手順に従ってください。

1. 本Patchをインストールします (「5.1 インストール手順」を参照)。

2. 「imss.ini」ファイルをテキストエディタで開きます。

3. 「imss.ini」ファイルの文末に「Update」セクションを追加します。
そのセクションに、「Frequency」キーを追加し、値を「10」に設定します。

[Update]

Frequency=10

注意: この機能を無効にする場合、「Update」セクションおよび「Frequency」
キーを削除します。

注意: 「Frequency」キーの値を「10」、「15」、または「30」のいずれかに
設定することで、新しいエンジンファイルおよびパターンファイルを10分、15分、
または30分間隔でアップデートできます。

4. 変更内容を保存し、ファイルを閉じます。

5. InterScan MSSタスクサービスを再起動します。
2-InterScan MSSが旧バージョンの脆弱性に対応したApache Tomcat 5.5.35と連携
するようになります。
3-InterScan MSSが旧バージョンの脆弱性に対応したApache 2.2.22と連携するよう
になります。
4-InterScan MSSが旧バージョンの脆弱性に対応したTomcat Connectors (mod_jk)
1.2.37と連携するようになります。
5-マーケティングメッセージリスト (MML) のメッセージ検出機能の追加
本Patchの適用後は、マーケティングメッセージリスト (MML) のメッセージ検出
機能が追加されます。この機能が有効の場合、デーモンはMML ERSを検索し、
アップストリームIPアドレスがMMLの除外リストに存在するかどうかを確認しま
す。MMLに存在する場合は、ユーザの設定に従ってメールの件名にタグ付けをし
ます。タグは英語にのみ対応しています。
また、バージョン 6.5の新機能がInterScan MSSに統合され、使用することができ
ます。これにより、InterScan MSSのスパムメール検出率およびパフォーマンスが
向上します。

修正される既知の問題

項目番号製品Q&A問題の内容
1-一時ディレクトリの容量不足でWholeMailScanが失敗し、その他のポリシーでも
ブロックされなかった場合、InterScan MSSがメールをエラー通知なしで送信する問題


本Patchの適用後は、2つのキーが追加されます。キーを設定すると、ウイルス
検索がエラーで失敗した時に、メールのスキャンを中断し、メールを隔離/拒否するようになります。
各キーは次のとおりです。
- ウイルス検索中のエラー発生時にメールのスキャンを中断する
scan_abort_on_error
- メールのスキャンが中断された時に、メールを隔離/拒否する
quarantine_aborted_email


これらのキーを設定するには、次の手順に従ってください。
1. 「$IMSS_HOME$/config/」ディレクトリ内の「imss.ini」ファイルをテキスト
エディタで開きます。

2. [email-scan] セクションの下に、「scan_abort_on_error」キーを追加し、
値を「yes」に設定します。このキーを無効にするには、値を「no」に設定し
ます。また、「quarantine_aborted_email」キーで、メールに対する処理を
設定します。

例:
[email-scan]
scan_abort_on_error=yes
quarantine_aborted_email=yes

注意: 「scan_abort_on_error」キーのデフォルト値は、「no」です。

注意: 「quarantine_aborted_email」キーの値は、「yes」または「no」です。
「yes」でメールを隔離します。「no」でメールを拒否します。
デフォルト値は、「yes」です。

3. 「imss.ini」ファイルを保存します。

4. 次のコマンドを実行して、InterScan MSS検索サービスを再起動します。
$IMSS_HOME/script/S99IMSS restart

注意: 本機能を有効にした場合、管理コンソールの「ログクエリ」で実行された
処理を確認する事ができます。
2-次のスパムメール対策ヘッダを削除するオプションがない問題
- X-TM-AS-Product-Ver
- X-TM-AS-Result
- X-imss-scan-details
- X-TM-AS-User-Approved-Sender
- X-TM-AS-User-Blocked-Sender
- X-TM-AS-Result-Xfilter
- X-TMASE-Version
- X-TMASE-Result
- X-TMASE-MatchedRID
- X-IMSS-DKIM-White-List
- X-TM-AS-URLRatingInfo
- X-TM-AS-URLRatingAct


本Patchの適用後は、上記のスパムメール対策ヘッダを削除するオプションが追加
されます。


このオプションを有効にするには、次の手順に従ってください。
1. 「$IMSS_HOME$/config/」ディレクトリ内の「imss.ini」ファイルをテキスト
エディタで開きます。
2. [email-scan] セクションの下に、「DisableInsertASXHeader」オプションを
追加して、値を「yes」に設定します。

[email-scan]
DisableInsertASXHeader=yes


3. 次のコマンドを実行して、InterScan MSS検索サービスを再起動します。

$IMSS_HOME/script/S99IMSS restart

注意: メールが隔離された場合、InterScan MSSは再処理 (解除) する際
にX ヘッダ 「X-TM-AS-Product-Ver」を必要とします。このオプションを
有効にした後、「X-TM-AS-Product-Ver:」ヘッダはメールに存在しますが、
ヘッダの内容は削除されるようになります。「X-TM-AS-Product-Ver:」
ヘッダはメールの解除後に削除されます。
3-

ログレベルが [標準] ではない場合に、Postfixの設定の取得に失敗することが
ある問題
これにより、次の現象が発生します。

- 「システムステータス」の通知メールが送信されない
- 「SMTPルーティング」の設定が反映されない

この問題は、imssmgrプロセスとPostfixの設定時に起動する子プロセスとの間で、
ログ出力時にデッドロックが発生していたために起きていました。


本Patchの適用後は、上記のデットロック問題が解消されます。

4-imsscmagentプロセスがSIGPIPEシグナルにより予期せずに終了する問題


本Patchの適用後は、imsscmagentプロセスがSIGPIPEシグナルを無視するように
変更されます。これにより、imsscmagentプロセスがSIGPIPEシグナルにより予期
せずに終了する問題が修正されます。
5-WRSエージェントモジュール (wrsagent) が特定のURLが解析できず、-2414エラー
を出力する問題


本Patchの適用後は、wrsagentモジュールのURL解析方法が強化され、この問題が
修正されます。
6-LDAPユーザ名にカンマ (,) が含まれている場合、「migration-tool-70to71.tar
.gz」ファイル内の移行ツールによってInterScan MSSの承認済み送信者リストが
正しく移行されない問題


本Patchの適用後は、LDAPユーザ名にカンマを含まれている場合の移行ツールの
処理方法が改善され、この問題が修正されます。これにより、承認済み送信者リス
トが正しく移行されるようになります。
7-action_on_unrated_urlオプションの「未評価のURL」の定義の変更


以前はWebレピュテーションサービスのスコアが71でカテゴリが90のものを
「未評価のURL」としていました。
本Patchの適用後は、スコアが71のものを「未評価のURL」とするようなります。
8-管理コンソールから隔離メールのクエリを実行した際に、一部のメールが表示
されない問題
この問題は、データベースへのログレコード挿入場所と、管理コンソールでの
ログレコード参照場所に不一致が生じた際に発生します。


非表示キーを有効にすると、管理コンソールでのクエリの際の開始日時と終了日時
の文字列をもとに参照レコード「hour_num」の値を計算します。
この「hour_num」の値を使用して、「tb_log_table_info」テーブル上で検索する
「table_id」を決定します。
次の非表示キーを「tb_global_setting」テーブルに追加することでログレコード
参照場所の不一致を解消します。

[general]
uiGetTableIDByHrNum=1

非表示キーが追加されない場合、または値が「0」に設定される場合は、元の検索
方法が適用されます。
次の手順でキーを追加してください。
1. 管理コンソールを停止します。
# /opt/trend/imss/script/S99ADMINUI stop
2. データベースにアクセスし、レコードを挿入します。
# /opt/trend/imss/PostgreSQL/bin/psql imss sa
ByHrNum','1','imss.ini',NULL);
3. 管理コンソールを開始します。
# /opt/trend/imss/script/S99ADMINUI start
9-同時接続数が最大数に達してもFoxproxyが次の接続を拒否しない問題


本Patchの適用後は、同時接続数が最大数に達した後に、新たに接続が試行された
場合は、421エラーを返し接続を拒否するようになります。
10-大量のeManagerの一時ファイルが「/opt/trend/imss/temp」フォルダに残り、
InterScan MSSでセマフォエラーが発生する問題


本Patchの適用後は、不要な一時ファイルが消去されるようになります。
11-Office Word 2007の文書ファイルのヘッダー、フッター領域をキーワードでフィル
タできない問題


本Patchの適用後は、eManagerモジュールがアップデートされ、この問題が修正
されます。
12-InterScan MSSが「Content-Transfer-Encoding」ヘッダに「Base64」がセットされ
たマルチパートの通知メールを送信することがあり、特定のメールクライアントで
これを正しく表示できない問題

このような通知メールは、マルチパートメールの場合に「Content-Transfer-
Encoding」ヘッダの値として「7bit」、「8bit」、または「binary」以外を持つ
ことは許されないとするRFC2045の規定に従っていませんでした。


本Patchの適用後は、通知メールがマルチパートの場合、「Content-Transfer-
Encoding」ヘッダを削除してから送信するようになります。
13-[管理]→[接続]→[Control Managerサーバ] で [全エージェントを登録解除] を
選択すると、「Agent_Guid」が「Agent.ini」から削除される問題
InterScan MSSがControl Managerサーバに再登録されると、InterScan MSSは
新しい「Agent_Guid」を使用し、別の新しいエンティティとしてControl Manager
サーバに登録されます。


本Patchの適用後は、InterScan MSSを登録解除しても、「Agent_Guild」が
「Agent.ini」から削除されないようになり、問題が発生しなくなります。
14-「Agent.log」、「EntityMain.log」、および両ファイルの履歴ファイルの権限が
全ユーザを対象に書き込み可能になっている問題


本Patchの適用後は、ログファイルの権限が全ユーザを対象に読み取り専用になり
ます。
15-InterScan MSSのポリシーリストに新しいルールを作成中、送信者および受信者の
アドレスに「*@localhost」を設定できず、次のメッセージが表示される問題
メールアドレスに誤りがあります。再試行してください。


本Patchの適用後は、ドメイン名「localhost」が有効なドメインとして追加され
ます。これにより、「*@localhost」のようなメールアドレスをポリシーに追加で
きるようになります。
16-Office Word 2007ファイルの検索時に、タブ文字を正常に処理できない問題


本Patchの適用後は、eManagerの機能が修正され、Office Word 2007ファイルの
タブ文字を正常に処理できるようになります。
17-InterScan MSSが不正な文字コードのメッセージを検索する場合に、コンテンツ
フィルタを使用できない問題
この現象が発生した場合、InterScan MSSのログファイル (log.imss.xxxx) に次の
ようなログが表示されます。

emanager filter getFilterNo error:-2117004537


本Patchの適用後は、この問題が修正されます。
18-メールのコンテンツフィルタを実行後に、使用中のファイルディスクリプタの数が
増加する問題
この問題により、InterScan MSS検索サービスがリサイクルされる前に、ファイル
ディスクリプタの数が上限値に達することがあります。その結果、InterScan MSS
はメールを隔離するか、SMTPコード451をクライアントに返します。


本Patchの適用後は、InterScan MSSが該当するファイルディスクリプタを確実に
閉じるようになり、この問題が修正されます。
19-スパムメール検出のしきい値に3.0から10.0までの値しか設定できない問題


本Patchの適用後は、スパムメール検出のしきい値に3.0から99.0までの値を設定
できるようにするためのオプションが追加されます。


このオプションを有効にするには、次の手順に従ってください。
1. 次のコマンドを使用して、データベースに接続します。

${IMSS_HOME}/PostgreSQL/bin/psql imss sa

2. 次のコマンドを実行して、キーを挿入します。

insert into tb_global_setting values ('general',
'spam_threshold_special', '1','imss.ini',' ');
20-スパムメールテキスト除外ルールの設定ページや対応するオンラインヘルプページ
で、"[" や "]" がメタ文字として表示されない問題


本Patchの適用後は、スパムメールテキスト除外ルールの設定ページや対応する
オンラインヘルプページがアップデートされ、文字の直前にバックスラッシュ
(\) を付けると、"[" や "]" が演算子ではなく文字として認識されるようになり
ます。
21-長いメールヘッダが複数行に折り返された場合、スパムメールのテキスト除外ル
ールにメールが正しく一致しない問題


本Patchの適用後は、スパムメールテキスト除外ルールによる検索の前に、メール
ヘッダが展開され、この問題が修正されます。
22-メールメッセージがあるポリシーに一致し、ポリシーの処理に失敗した場合、
メールが隔離されます。この際、[管理者UI]→[隔離およびアーカイブ]→[クエリ]
ページにある隔離されたメッセージの [配信] ボタンをクリックしても、再度
ポリシー検索が実行され、同じポリシーに一致してメールメッセージが再び隔離
されることがある問題


本Patchの適用後は、隔離されたメールメッセージの [配信] または [再処理] を
クリックすると、以前に一致したフィルタをその後の検索でスキップできるように
なります。
23-Patch2を適用後、imss.ini内の次の2つのオプションが無効になる問題


VSBIgnZipFileCountErr=1
VSBIgnExtractTooBigErr=1

本Patchの適用後は、この問題が修正されます。
24-Patch2を適用後、InterScan MSSが検索の除外設定の「いずれか1つのファイルの
解凍後の合計サイズが次の値を超える」で指定した制限値を超えるファイルと
ウイルスの両方が含まれる圧縮ファイルをスキャンした場合、制限値を超える
ファイルが先にスキャンされると、検索の除外エラーだけが報告され、ウイルス
が検出されない問題


本Patchの適用後は、この問題が修正され、このような場合にも圧縮ファイル内の
残りのファイルのスキャンを行い、ウイルスが存在すれば検出できるように
なります。
25-InterScan MSS検索サービスを停止するとき、次のエラーが「/var/log/messages」
ファイルに表示されることがある問題

imssd: double free or corruption


本Patchの適用後は、この問題が修正されます。
26-添付されたMicrosoft Excelファイル (.xlsx) のセルに改行が含まれている場合、
正規表現が正しく機能しない問題


本Patchの適用後は、セル内の文字列が二重引用符で囲まれ、改行がCRLFに変換
されるようにするためのオプションが追加されます。


このオプションを有効にするには、次の手順に従ってください。
1. 本Patchをインストールします (「5.1 インストール手順」を参照)。
2. 「/opt/trend/imss/config/」フォルダ内の「imss.ini」ファイルをテキスト
エディタで、開きます

3. 「imss.ini」ファイルの文末に、「emanager」セクションを追加します。その
セクションに「EnableDMCRawNewLine」キーを追加し、値を「true」に設定
します。

[emanager]
EnableDMCRawNewLine=true
4. 次のコマンドを実行して、InterScan MSS検索サービスを再起動します。
# /opt/trend/imss/script/S99IMSS restart
27-特定の環境において、InterScan MSSの検索デーモンの親プロセスが一定数のメー
ルを処理した子プロセスを正常に終了させることができず、子プロセスが応答し
なくなることがある問題
全ての子プロセスがこの状態になると、InterScan MSSがメールを処理できなく
なります。
この問題が起きると、次のようなログが大量に出力されます。
Child process(5050) at loc[1] has exceeded max task limit and will be
recycled.


本Patchの適用後は、一定数のメールを処理した後に応答が無くなった子プロセス
に対して、親プロセスが強制的に終了するオプションが追加され、この問題が修正
されます。


このオプションを有効にするには、次の手順に従ってください。
1. 本Patchをインストールします (「5.1 インストール手順」を参照)。

2. 「$IMSS_HOME$/config/」ディレクトリ内の「imss.ini」ファイルをテキスト
エディタで、開きます。

3. [general] セクションの下に、「kill_stucked_worker_proc_for_recycle」
オプションを追加して、値を「yes」に設定します。

[general]
kill_stucked_worker_proc_for_recycle=yes

注意: 値を「no」に設定すると、このオプションは無効になります。
4. 変更内容を保存し、ファイルを閉じます。

5. 次のコマンドを実行して、InterScan MSS検索サービスを再起動します。
$IMSS_HOME/script/S99IMSS restart
28-InterScan MSSは、管理コンソールの [管理]→[InterScan MSSの設定]→
[SMTPルーティング] 画面において、[すべての検索サービスに適用] チェック
ボックスが有効になっている場合、imssmgrプロセスの再起動時や一部のSMTP
ルーティングの設定変更時にpostfixを停止、再起動させます。
この時、何らかの理由でpostfixの停止に通常より時間がかかると、postfixの
再起動に失敗し、その結果メールの処理ができなくなる問題


本Patchの適用後は、InterScanMSSのpostfixコントロールスクリプトが
postfixの完全な停止を確認してから再起動を実行するようになり、この問題が
修正されます。
29-InterScan MSSがステータスログおよびセキュリティログをTrend Micro Control
Managerに送信できないことがある問題
この問題は、MCPAgentが「temp」フォルダのサイズ計算を誤り、空き容量がない
と判断したため、発生していました。


本Patchの適用後は、MCPAgent SDKがバージョンアップされ、この問題が修正され
ます。
30-全角文字 (ひらがな、カタカナ、英字) の正規表現文字クラスがサポートされ
ていない問題


本Patchの適用後は、オプションが追加され、全角文字 (ひらがな、カタカナ、
英字) の正規表現文字クラスがサポートされるようになります。


このオプションを有効にするには、次の手順に従ってください。
1. 本Patchをインストールします (「5.1 インストール手順」を参照)。

2. 「/opt/trend/imss/config/」フォルダ内の「imss.ini」ファイルをテキスト
エディタで開きます。

3. 「imss.ini」ファイルの文末に、「emanager」セクションを追加します。その
セクションに「EnableJPFWRomanCharacterClass」キーを追加し、値を「true」
に設定します。

[emanager]
EnableJPFWRomanCharacterClass=true


4. 変更内容を保存し、ファイルを閉じます。

5. 次のコマンドを実行して、InterScan MSS検索サービスを再起動します。
# /opt/trend/imss/script/S99IMSS restart
注意: また下記の正規表現については、本オプション有効時にも制限事項となり
動作いたしません。
全角文字の否定範囲指定。
[^ぁ-ん]
[^ァ-ヶ]
[^A-Z]
[^a-z]
異なる正規表現文字クラスの範囲指定。
[ア-タ[:alpha:]]
[[:alpha:]ア-タ]
[ア-タ\d]
[ア-タ\D]
[ア-タ\s]
[ア-タ\S]
[ア-タ\w]
[ア-タ\W]
[\dA-Z]
[\DA-Z]
[\sA-Z]
[\SA-Z]
[\wA-Z]
[\WA-Z]
[ア-タ[:alpha:]]
31-メッセージID情報の先頭にスペース、続いて「クエリの詳細] 画面の [Message-ID] に、形式エラーが表示される問題


本Patchの適用後は、[ログクエリの詳細] 画面の [Message-ID] が、上記のよう
なメッセージID情報を認識するようになります。これにより、正しい情報が表示
されるようになります。
32-Red Hat Enterprise Linux 6.x上で、InterScan MSSが「postconf」ユーティリ
ティを実行できない問題
この問題により、InterScan MSSでPostfix設定の変更内容の適用やPostfixキュー
のステータスの監視ができません。


本Patchの適用後は、この問題が修正されます。
33-通知メール内の [%DETECTED%] トークンの内容に不適切な表現がある問題
このトークンは以下のいずれかの条件に該当した場合に使用されます。
- メッセージサイズの制限
- 添付ファイルサイズの制限
- 添付ファイル数の制限
- 受信者の数の制限


本Patchの適用後は、この問題が修正されます。
34-管理コンソールのオンラインヘルプページ ([管理]→[InterScan MSS の設定]→
[SMTP ルーティング]?[接続]タブ) で「秘密鍵」が「公開鍵」と翻訳されている
問題


本Patchの適用後は、「公開鍵」が「秘密鍵」に変更されることにより、この問題
が修正されます。
35-[ウイルス対策ルール、フィッシング対策ルール、またはWebレピュテーション
ルールに違反していないすべてのスパムメールおよびメールメッセージをEUQ
データベースに同期させます (この領域でのみ)] オプションを有効にした場合
でも、Webレピュテーションルールに違反し隔離されたメールメッセージがエンド
ユーザメール隔離コンソール上に表示される問題


本Patchの適用後は、この問題が修正されます。
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評価:
カテゴリ:
Patch/Service Pack適用
Solution Id:
1097152
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