概要
Trend Micro Hosted Email Security(以下、HES)経由で送信メールを送信しようとしましたが、HESによりブロックされ、送信することができません。
送信者に配信された、 配信不能レポート(NDR)には、次のようなメッセージが記載されています。
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550 5.7.1 : Mail blocked due to possible spamming activity
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詳細
お客様を送信元とする、HESを経由した継続的なスパムメール送信活動を確認した場合、
トレンドマイクロは、管理者として登録されているお客さまに通知し、この問題が解決されるまで、一時的にお客様のメールサーバからの接続を拒否することがあります。
このような場合、以下の内容について確認、対処を行ってください。
1. オープンリレーのチェック
ご利用のメールサーバがオープンリレーサーバとして動作していないかご確認ください。悪意ある送信者はそのようなサーバを利用してスパムメール送信に利用することがあります。
テストツール、またはオンラインのテストツール(任意の検索エンジンで、"オープンリレー テスト"などのキーワードで検索してください。)を実行してチェックすることも可能です。該当する場合は、オープンリレーサーバとして動作しないようメールサーバの設定を修正します。
ご利用のメールサーバがオープンリレーサーバとして動作していないかご確認ください。悪意ある送信者はそのようなサーバを利用してスパムメール送信に利用することがあります。
テストツール、またはオンラインのテストツール(任意の検索エンジンで、"オープンリレー テスト"などのキーワードで検索してください。)を実行してチェックすることも可能です。該当する場合は、オープンリレーサーバとして動作しないようメールサーバの設定を修正します。
なお、お客様のメールサーバがオープンリレーサーバとして動作しているかどうかの確認のため、トレンドマイクロはお客様のメールサーバに実際に接続して動作確認を行うことがあります。
2. メールサーバの保護
メールサーバに対して、最新のパターンを使用してウイルス検索を実行します。ウイルスが検出された場合は、それらの削除など、適切な対処を行います。
3. HESで、送信メール用スパムルールを有効にします。
HES管理コンソールにログオンし、[ポリシー]画面から、送信メール用スパムメールルールを有効にします。「隔離」、または「削除」処理を指定することを推奨します。
HES管理コンソールにログオンし、[ポリシー]画面から、送信メール用スパムメールルールを有効にします。「隔離」、または「削除」処理を指定することを推奨します。
[注意]送信メール用ルールで、「隔離」処理を指定した場合、管理コンソールの「隔離」クエリから、該当の隔離メールを確認、再送することはできません。エンドユーザメール隔離コンソール利用時も同様です。
これは現HESでの制限事項となります。
これは現HESでの制限事項となります。