概要
TrendMicroMobileSecurity(以下.TMMS)で、IIS6.0 を使用してWindows 2003 Server でAPNs 証明書を生成して設定する方法を教えてください。
詳細
IIS6.0 を使用してWindows 2003 Server でAPNs 証明書を生成して設定する場合は、下記手順をご参照ください。
- Step 1 CSRの作成手順
- Step 2 CSRへの署名とAPNs証明書の生成・取得手順
- Step 3 APNs 証明書のインポート手順
- Step 4 TMMSサーバにAPNs証明書をアップロードする手順
Step 1 CSRの作成手順
CSRの作成方法は、下記手順をご参照ください。
- タスクバーより、[スタートボタン] → [すべてのプログラム] → [管理者ツール] → [IISマネージャ] を開きます。
- 左タブの「ローカルコンピュータ」をダブルクリックします。その後、[Webサイト] を右クリックし、[新規作成] → [Webサイト]を選択します。
- 「Webサイトの作成ウィザード」というウインドウが開くので、[次へ]をクリックします。
- 「Webサイトの説明」に任意の説明を入力し、[次へ]をクリックします。
※例として、本FAQでは、「Apple Push Notification Service」と入力しております。
- Webサイトで使用するIPアドレス欄では、「未使用のIPアドレスすべて」を選択し、使用するポート欄には、未使用のポートを入力し、[次へ]をクリックします。
※例として、本FAQでは、未使用のポートとして「8886」を入力しております。
- 任意のホームディレクトリのパスを入力し、「このWebサイトへのアクセスを許可する」にチェックを入れ[次へ]をクリックします。
※例として、本FAQでは、C:¥Temp を記載しております。
- 「読み取り」のアクセス権にチェックを入れ、[次へ]をクリックしWebサイトの作成をが完了します。
- IISマネージャを開き、作成したWebサイト(本FAQでは、Apple Push Notification Service)を右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 新しく開いたプロパティのウインドウにて、[ディレクトリ セキュリティ] タブを選択し、「サーバ証明書」をクリックします。
その後、[Web サーバ証明書ウィザードの開始]というウインドウが開くので、[次へ]をクリックします。
- 「証明書の新規作成」 を選択し、[次へ]をクリックします。
- 「証明書の要求を作成して後で送信する」を選択し、[次へ]をクリックします。
- 任意の名前を入力し、ビット長は「2048」を選択します。また、「この証明書の暗号サービスプロパイダ(CSP)を選択する」にもチェックを付けし、[次へ]をクリックします。
※例として、本FAQでは、任意の名前として「Apple Push Notification Service」と入力しております。
- 使用可能なプロバイダから「Microsoft RSA SChannel Cryptographic Provider」を選択し、[次へ]をクリックします。
- 任意の組織、組織単位を入力し、[次へ]をクリックします。
※例として、本FAQでは、組織に「TrendMicro」、組織単位に「ESC」と入力しております。
- 一般名には、サーバのNetBIOS、FQDN、IP address 、サーバ名のどれかを入力し、[次へ]をクリックします。
※例として、本FAQでは、サーバ名を入力しております。
- 国/地域、都道府県、市区町村を入力し、[次へ]をクリックします。
- 保存先とファイル名を入力し、[次へ]をクリックします。
- その後、[完了]をクリックし、作成を完了します。
Step 2 CSRへの署名とAPNs証明書の生成・取得手順
Step 1で作成したCSRに署名を行う必要があります。
署名後、Apple 社のポータルに署名済のCSRをアップロードし、APNs証明書をダウンロードします。
署名の方法ならびにAPNs 証明書を発行するまでの手順は、以下の製品Q&Aをご参照ください。
Step 3 APNs 証明書のインポート手順
Step 2で作成したAPNs証明書をサーバにインストールします。
下記手順をご参照ください。
下記手順をご参照ください。
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タスクバーより、[スタートボタン] → [すべてのプログラム] → [管理者ツール] → [IISマネージャ] を開きます。
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IISマネージャを開き、作成したWebサイト(本FAQでは、Apple Push Notification Service)を右クリックし、「プロパティ」を選択します。
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新しく開いたプロパティのウインドウにて、[ディレクトリ セキュリティ] タブを選択し、「サーバ証明書」をクリックします。
その後、[Web サーバ証明書ウィザードの開始]というウインドウが開くので、[次へ]をクリックします。
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「保留中の要求を処理し、証明書をインストール」を選択し、[次へ]をクリックします。
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手順2でダウンロードした.cer証明書を選択し、[次へ]をクリックします。
※.pemファイルの場合は、.cerに拡張子を変更する必要がございます。
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未使用のTCPポートを設定し、[次へ]をクリックします。
※本FAQでは、例として、未使用のポートとして「4430」を使用します。
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[完了]をクリックし、証明書のインストールを完了します。
Step 4TMMSサーバにAPNs証明書をアップロードする手順
- タスクバーより、[スタートボタン] → [すべてのプログラム] → [管理者ツール] → [IISマネージャ] を開きます。
- IISマネージャを開き、作成したWebサイト(本FAQでは、Apple Push Notification Service)を右クリックし、「プロパティ」を選択します。
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新しく開いたプロパティのウインドウにて、[ディレクトリ セキュリティ] タブを選択し、「証明書の表示」をクリックします。
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証明書の詳細が表示されますので、「詳細設定」タブを選択し[ファイルにコピー]をクリックします。その後、[証明書のエクスポートウィザード]というウインドウが開くので、[次へ]をクリックします。
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秘密キーのエクスポートにて、「はい、秘密キーをエクスポートします」を選択し、[次へ]をクリックします。
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使用する形式として、「Personal Information Exhange - PKCS #12」 形式を選択します。
また、「証明書パスにある証明書を可能であればすべて含む」と「強力な保護を有効にする」にチェックを入れ、[次へ]をクリックします。
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任意のパスワード入力後、【次へ】をクリックします。
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保存先とファイル名を入力し、[次へ]をクリックします。
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[完了]をクリックし、証明書のインストールを完了します。
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Mobile Security サーバにAPNs 証明書をアップロードする方法は、
【TMMS8.0SP1 以前の場合】
TMMSの「インストールおよびクライアント配信ガイド」の90ページの「Mobile Security サーバにAPNs 証明書をアップロードする」をご参照ください。インストールおよびクライアント配信ガイドはこちらからご参照いただけます。【TMMS9.0 の場合】
TMMSの「インストールおよびクライアント配信ガイド」の143ページの「Mobile Security サーバにAPNs 証明書をアップロードする」をご参照ください。インストールおよびクライアント配信ガイドはこちらからご参照いただけます。