- Apex One エージェントのアップグレード、別サーバへ移行を同時に行う手順について
- 異なる Apex One サーバ作成した Client Packager を使用し、アップグレードする手順について
Client Packager の使用方法は以下の製品Q&Aをご参照ください。
エージェントパッケージャを使用したエージェントのインストール方法
Apex One エージェントのアップグレード、別サーバへ移行を同時に行う手順について
はじめに
移行前サーバ(A):Apex One 2019 Patch6
移行先サーバ(B):Apex One 2019 SP1
Step 1
"C:\Program Files\Trend Micro\OfficeScan" の直下 または
"C:\Program Files\Trend Micro\Apex One\PCCSRV\"の直下
▼64bit版ご利用の場合、
"C:\Program Files (x86)\Trend Micro\OfficeScan" の直下 または
"C:\Program Files (x86)\Trend Micro\Apex One\PCCSRV\"の直下
Step 2
パラメータが存在しない場合は追加します。
ForceRefresh=1
BypassServerChecking=1
補足
「ForceRefresh」
パッケージ内の 管理サーバ情報に上書きするかどうかを制御します。
値を「1」に設定いたしますと、クライアントが接続する管理サーバ情報をパッケージ内の設定ファイルに記載されている管理サーバ情報を書き換え、クライアントは新しい管理サーバと通信します。
「BypassServerChecking」
クライアントが所属している管理サーバとは異なる管理サーバで作成されたパッケージを実行するかどうかを制御します。
値を「1」に設定いたしますと、異なる管理サーバで作成されたパッケージを実行します。
「BypassUpgradePrivilegeChecking」
クライアントへのプログラム配信禁止設定を確認するかどうかを制御します。
値を「1」に設定いたしますと、設定が有効であっても、プログラムのアップデート・アップグレードを実行します。
Step 3
- [msi]のClient Packager を作成し移行バージョンアップを実施する場合は、
コマンドプロンプトを「管理者として実行」し、管理者権限で作業を行う必要があります。
異なる Apex One サーバで作成した Client Packager を使用し、アップグレードする手順について
はじめに
接続先サーバ(A):Apex One 2019 Patch6
Client Packager 生成元サーバ(B):Apex One 2019 SP1
Step 1
"C:\Program Files\Trend Micro\OfficeScan" の直下 または
"C:\Program Files\Trend Micro\Apex One\PCCSRV\"の直下
▼64bit版ご利用の場合、
"C:\Program Files (x86)\Trend Micro\OfficeScan" の直下 または
"C:\Program Files (x86)\Trend Micro\Apex One\PCCSRV\"の直下
Step 2
パラメータが存在しない場合は追加します。
ForceRefresh=0
BypassServerChecking=1
BypassUpgradePrivilegeChecking=1
Step 3
"ClnPack.ini" のバックアップを取得します。
Step 4
※File の番号は異なる場合がございます。
・削除前
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File67=PCCNT\COMMON\OfcNTCer.dat
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File67=
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Step 5
パッケージの作成時にパッケージタイプを「セットアップ」で選択し、
バージョンアップ用のパッケージを作成してください。
Step 6
バージョンアップをご実施ください。
Step 7
- [msi]のClient Packager を作成しバージョンアップを実施する場合は、
コマンドプロンプトを「管理者として実行」し、管理者権限で作業を行う必要があります。