各デバッグログの採取手順は下記の通りです。
- クラウドコミュニケーションサーバを使用している場合は、
STEP1のみ実施して下さい。 - ローカルコミュニケーションサーバを使用している場合は、
STEP1、STEP2の順番で実施して下さい。
作業手順
Step 1 マネージメントサーバのデバッグログ採取手順
- マネージメントサーバがインストールされているコンピュータで、エクスプローラーを開き、下記のファイルのバックアップを取得します。
<サーバのインストールフォルダ>\log4cxx_mdm.properties
<サーバのインストールフォルダ>は初期設定の場合、以下の通りです。
32bit版のOSの場合:<C:\Program Files\Trend Micro\Mobile Security>
64bit版のOSの場合:<C:\Program Files (x86)\Trend Micro\Mobile Security>
- 「log4cxx_mdm.properties」をメモ帳などのテキストエディタで開きます。
- ファイル内の [warn] を [debug] へ変更し、ファイルを保存します。
■TMMS 9.0 ~ TMMS 9.0 Service Pack 1
【変更前】
- log4j.rootLogger=warn
- log4j.logger.MasterServer=warn, R1
- log4j.logger.UniversalMDM=warn, R2
- log4j.logger.IosMDM=warn, R3
- log4j.logger.BlackberryMDM=warn, R4
- log4j.logger.EasMDM=warn, R5
【変更後】
- log4j.rootLogger=debug
- log4j.logger.MasterServer=debug, R1
- log4j.logger.UniversalMDM=debug, R2
- log4j.logger.IosMDM=debug, R3
- log4j.logger.BlackberryMDM=debug, R4
- log4j.logger.EasMDM=debug, R5
■TMMS 9.0 Service Pack 2 ~ TMMS 9.5
【変更前】
- log4j.rootLogger=warn
- log4j.logger.MasterServer=warn, R1
- log4j.logger.UniversalMDM=warn, R2
- log4j.logger.IosMDM=warn, R3
- log4j.logger.BlackberryMDM=warn, R4
- log4j.logger.EasMDM=warn, R5
- log4j.logger.WpMDM=warn, R6
【変更後】
- log4j.rootLogger=debug
- log4j.logger.MasterServer=debug, R1
- log4j.logger.UniversalMDM=debug, R2
- log4j.logger.IosMDM=debug, R3
- log4j.logger.BlackberryMDM=debug, R4
- log4j.logger.EasMDM=debug, R5
- log4j.logger.WpMDM=debug, R6
■TMMS 9.6 ~ TMMS 9.7
【変更前】
- log4j.rootLogger=warn
- log4j.logger.MasterServer=warn, R1
- log4j.logger.UniversalMDM=warn, R2
- log4j.logger.IosMDM=warn, R3
- log4j.logger.EasMDM=warn, R4
- log4j.logger.WpMDM=warn, R5
【変更後】
- log4j.rootLogger=debug
- log4j.logger.MasterServer=debug, R1
- log4j.logger.UniversalMDM=debug, R2
- log4j.logger.IosMDM=debug, R3
- log4j.logger.EasMDM=debug, R4
- log4j.logger.WpMDM=debug, R5 -
メモ帳などのテキストエディタで、「タイムテーブル」という名前のファイルを作成し、開きます。
-
テキストエディタ内に、時刻(時:分:秒) および内容を記載します。
例)
「10:04:30 マネージメントサーバデバッグログ準備完了」ローカルコミュニケーションサーバのデバッグログも合わせて取得する方は、以後の手順はこちらになります。 -
事象の再現を行います。
また、事象再現の時刻(時:分:秒)を「タイムテーブル」に記載します。
例)
「10:05:40 現象再現」
-
手順3で書き換えた log4cxx_mdm.properties ファイルを元に戻します。
([debug] を [warn] に戻します。)
また、タイムテーブルファイルに時刻(時:分:秒) および内容を記載します。
例)
「10:08:30 マネージメントサーバデバッグログ取得完了」
-
下記パス内のファイルを全て採取してください。
<サーバのインストールフォルダ>\log
<サーバのインストールフォルダ>は初期設定の場合、以下の通りです。
32bit版のOSの場合:<C:\Program Files\Trend Micro\Mobile Security>
64bit版のOSの場合:<C:\Program Files (x86)\Trend Micro\Mobile Security>
【取得情報】
・マネージメントサーバのデバッグログ(logフォルダ)
・CDT (Basic Information)
・タイムテーブル
Step 2 ローカルコミュニケーションサーバのデバッグログ採取手順
- コミュニケーションサーバがインストールされているコンピュータで、エクスプローラーを開き、下記のファイルのバックアップを取得します。
<サーバのインストールフォルダ>\log4cxx_ccs.properties
<サーバのインストールフォルダ>は初期設定の場合、以下の通りです。
32bit版のOSの場合:<C:\Program Files\Trend Micro\Communication Server>
64bit版のOSの場合:<C:\Program Files (x86)\Trend Micro\Communication Server>
- 「log4cxx_ccs.properties」をメモ帳などのテキストエディタで開きます。
- ファイル内の [info] を [debug] へ変更し、ファイルを保存します。
【変更前】
- log4j.rootLogger=info
- log4j.logger.CCS=info, R1
【変更後】
- log4j.rootLogger=debug
- log4j.logger.CCS=debug, R1
-
メモ帳などのテキストエディタで、「タイムテーブル」という名前のファイルを作成し、開きます。
※マネージメントサーバのデバッグログを取得する際に作成した場合は、同じ「タイムテーブル」に記載してください。
-
テキストエディタ内に、時刻(時:分:秒) および内容を記載します。
例)
「10:05:30 コミュニケーションサーバデバッグログ準備完了」
-
事象の再現を行います。
また、事象再現の時刻(時:分:秒)を「タイムテーブル」に記載します。
例)
「10:05:40 現象再現」
-
手順3で書き換えた log4cxx_ccs.properties ファイルを元に戻します。
([debug] を [info] に戻します。)
また、タイムテーブルファイルに時刻(時:分:秒) および内容を記載します。
例)
「10:08:30 コミュニケーションサーバデバッグログ取得完了」
-
下記パス内のファイルを全て採取してください。
<サーバのインストールフォルダ>\log
<サーバのインストールフォルダ>は初期設定の場合、以下の通りです。
32bit版のOSの場合:<C:\Program Files\Trend Micro\Communication Server>
64bit版のOSの場合:<C:\Program Files (x86)\Trend Micro\Communication Server> -
【取得情報】
・コミュニケーションサーバのデバッグログ(log フォルダ)
・※取得した場合、
・タイムテーブル