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ウイルスバスター コーポレートエディション をWindows Server 2012 クラスタ環境にインストールする方法  

ウイルスバスター コーポレートエディション をWindows Server 2012 クラスタ環境にインストールする方法

    • 更新日:
    • 15 Mar 2020
    • 製品/バージョン:
    • ウイルスバスター コーポレートエディション 10.6
    • ウイルスバスター コーポレートエディション 11.0
    • OS:
    • Windows すべて
概要
ウイルスバスター コーポレートエディション (以下、ウイルスバスター Corp.) サーバをWindows Server 2012のクラスタ環境にインストールする方法を教えてください。
詳細
Public
クラスタ環境での、ウイルスバスター Corp.サーバのアップグレードはサポートしておりません。
 
アップグレードを行う場合には、一度ウイルスバスター Corp.サーバをアンインストールし、新しいバージョンのウイルスバスター Corp.サーバをインストールする必要があります。

以下に記載する手順は、Trend Micro labにて確認した、Windows 2012 cluster環境へOfficeScan 10.6 SP2をインストールする際の手順です。

以下は、標準的なクラスター環境へのインストールする際のイメージ図です。

Step 1 Windows 2012のフェールオーバークラスタをセットアップする

  1. Windows 2012のフェールオーバークラスタをセットアップし、フェールオーバークラスタが正常に動作していることを確認します。
  2. フェールオーバークラスタマネージャから、2つのノードが登録されていることを確認します。

Step 2 フェールオーバークラスタへウイルスバスター コーポレートエディションサーバをインストールする

  1. ノード 1で、 ウイルスバスター Corp.サーバのセットアッププログラムを実行します。
  2. 「次へ」をクリックします。
  3. インストールウィザードに沿って、必要情報を入力していきます。
  4. 「インストールパス」の設定画面において、インストールパスを共有ディスク領域へ変更します。
  5. 「Webサーバ」の設定画面において、"IISサーバ"を選択します。
  6. HTTPポートを"8080"へ、SSLポートを"4343"へ設定します。
  7. 「コンピュータの識別設定」画面において、"ドメイン名”を選択し、フェールオーバーリソース名をFQDNで設定します。
  8. そのままインストールウィザードに沿って、操作を進め、インストールを完了します。
  9. Windows 2012の「管理ツール」などから、サービスマネージャを起動します。
  10. 以下の2つのサービスを停止します。
    「OfficeScan Master Service」
    「OfficeScan Plug-in Service」
  11. ノード2へフェールオーバーします。
  12. 共有ディスク領域から、ウイルスバスター Corp.サーバのインストールフォルダを削除します。
    (本作業を実施することで、ノード2へ"OfficeScan Plug-in Service"をインストールできなくなる事象を抑制できます)
    ウイルスバスターCorp. 11.0 の場合、サーバ認証証明書を作成するステップが入りますが、ノード1で作成した証明書をノード2のインストール時にも使用します。
    そのため、ノード1のインストール時に作成したサーバ認証証明書は削除しないで下さい。
    サーバ認証証明書はデフォルトでTrend Micro\OfficeScan\AuthCertBackupフォルダに保存されます。
  13. ノード 2で、 ウイルスバスター Corp.サーバのセットアッププログラムを実行し、上記手順の9.までを実施します。
  14. Step 3 を実施する前にノード 1 へ共有ディスクを接続します。

Step 3 ウイルスバスター コーポレートエディションサーバのクラスタリング設定

  1. ノード1で、サーバーマネージャーの画面右上、[ツール] - [インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャー]を起動します。
  2. 画面左のカラムからサーバ名/サイト配下にある「OfficeScan」を選択します。
  3. 画面右のカラムから「認証」をクリックします。
  4. "匿名認証"を選択し、右クリックします。表示されたメニューから"編集"をクリックします。
  5. "特定のユーザ"が選択された状態で、"設定"ボタンをクリックします。
  6. ユーザ名/パスワードに、管理者権限を持ったドメインサービスアカウントとそのパスワードを設定し、OKボタンをクリックします。
  7. ノード2 へ共有ディスクを接続し、ノード2 で手順 1~6 までを実施します。
  8. Windows 2012の「管理ツール」などから、サービスマネージャを起動します。

  9. 「OfficeScan Master Service」を右クリックして、プロパティを開きます。
  10. "全般"タブから"スタートアップの種類"を"自動"から"手動"へ変更し、OKボタンをクリックします
    以下のサイトをご参照いただき、汎用スクリプトを作成します。

  11. 作成したスクリプトを以下の赤枠内のように編集します。
    SITE_NAME = "OfficeScan"

  12. 編集したスクリプトを、ノード1.ノード2共に、以下のフォルダへコピーします。 『c:\windows\system32\inetsrv』
  13. [インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャー]を開き、左カラム内の"アプリケーションプール"へ"OfficeScanAppPool"が登録されていることを確認します。
  14. サーバーマネージャーの画面右上、[ツール] - [フェールオーバークラスタマネージャ]を起動します。
  15. [フェールオーバー クラスター マネージャー] を右クリックし、[クラスターの管理] をクリックして、構成対象のクラスターを選択または指定します。
  16. [サービスとアプリケーション] をクリックします。
  17. [汎用スクリプト] を選択し、"次へ"をクリックします。
  18. 手順13.で作成/コピーしたスクリプトを指定します。
  19. クライアント アクセス ポイント、IPアドレスを指定します。
  20. ウイルスバスター Corp.サーバがインストールされている共有ディスクを指定します。
  21. ウィザードを完了します。
  22. 上記手順で追加された新たなリソースを選択します。
  23. [リソースの追加]-[汎用サービス]をクリックします。
  24. OfficeScan Master Service を選択し、ウィザードを終了します。
  25. 手順23 を再度行い、OfficeScan Active Directory Integration Service を選択します。
  26. 手順23 を再度行い、OfficeScan Plug-in Managerを選択します。
    ウイルスバスターCorp. 11.0 の場合、上記に加えて手順23を再度行い、OfficeScan Log Received Serviceを選択します。
  27. OfficeScan Active Directory Integration Service を選択し、[プロパティ]をクリックします。
  28. [依存関係]タブから[挿入]をクリックします。
  29. OfficeScan Master Service を選択し、OKをクリックし、挿入を完了します。
  30. OfficeScan Plug-in Managerを選択し、手順29.30.を繰り返します。
    ウイルスバスターCorp. 11.0 の場合、上記に加えてOfficeScan Log Received Serviceを選択し、手順29、30を繰り返します。
  31. OfficeScan Master Service を選択し、[プロパティ]をクリックします。
  32. [依存関係]タブから[挿入]をクリックします。
  33. クラスタ化されたサービス名と、ウイルスバスター Corp.サーバインストールされた共有ディスクを追加します。
  34. Windows PowerShellを起動し、以下のコマンドを入力して、レジストリレプリケーションを追加します。
          
    1. Add-ClusterCheckpoint -Cluster OSCEcluster.trend.com -RegistryCheckpoint "SOFTWARE\Wow6432Node\TrendMicro\Database Backup" -ResourceName "OfficeScan Master Service"
       
    2. Add-ClusterCheckpoint -Cluster OSCEcluster.trend.com -RegistryCheckpoint "SOFTWARE\Wow6432Node\TrendMicro\OfficeScan" -ResourceName "OfficeScan Master Service"
       
    3. Add-ClusterCheckpoint -Cluster OSCEcluster.trend.com -RegistryCheckpoint "SOFTWARE\Wow6432Node\TrendMicro\Solar" -ResourceName "OfficeScan Master Service"
       

        
  35. OfficeScan Master Serviceを起動し、リソースをオンラインにします。
  36. OfficeScan Active Directory Integration Serviceを起動し、リソースをオンラインにします。
  37. OfficeScan Plug-in Managerを起動し、リソースをオンラインにします。
  38. クラスタを選択し、[プロパティ]-[共有フォルダの追加]を選択します。
  39. [SMB Share – Quick]を選択し、次へをクリックします
  40. 共有フォルダの場所にPCCSRVフォルダのパスを入力し、次へ をクリックします。
  41. 共有名に"OFCSCAN" と入力し、次へ をクリックします。
  42. 他の全ての設定を無効にし、次へをクリックします。
  43. 権限の変更をクリックし、管理者にフルコントロール、全てのユーザとグループに読み取り専用を選択します。
  44. SMBの作成に成功した場合、閉じる をクリックします。
  45. PCCSRV のパスがクラスタの共有フォルダにリストされているか確認します。

Step 4 クラスターノードへのウイルスバスター コーポレートエディションクライアント 設定

 

クラスタ環境では、各ノードへ複数のネットワークカードが利用されています。
 
複数のネットワークカードがある場合、ウイルスバスター Corp.クライアントはサーバへ登録するために、Windows API の制御によりプライマリーとして認識されているネットワークカードからIP アドレスを取得する仕様です。
 
しかし、プライマリのネットワークカードがアクティブでない場合、169から始まるプライベートアドレスを取得してしまいサーバ/クライアントの接続が行えなくなってしまいます。
 
この場合においては、下記手順でサーバ/クライアントで接続が必要なアドレスを登録してください。
 
  1. レジストリエディタにて以下のレジストリを開きます。

    <32ビット版>
    HKLM\ Software\TrendMicro\PC-CillinNTCorp\CurrentVersion

    <64ビット版>
    HKLM\ Software\Wow6432node\TrendMicro\PC-CillinNTCorp\CurrentVersion
  1. 「文字列値(REG_SZ)」として「IP template」を追加します。
     
     
  2. 「IP template」の値として、登録したい任意のIPアドレスを入力します。
     
     
  3. Corpクライアントを再起動します。
 
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評価:
カテゴリ:
操作方法/設定
Solution Id:
1102341
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