Microsoft社では、この脆弱性に対応したセキュリティ更新プログラム (2965111)を公開しております。早急にWindows Updateを実施し、この更新プログラムを適用する事を強く推奨します。
全てのトレンドマイクロ製品ではIEのコンポーネントに依存しておりませんので、トレンドマイクロ製品自体がこの脆弱性の影響を受ける可能性はありません。
ウイルスパターンでの対応
侵入防御(DPI)ルールでの対応
- 1006030 - Microsoft Internet Explorer Remote Code Execution Vulnerability (CVE-2014-1776)
- 1001082 - Generic VML File Blocker
脆弱性対策オプションにおける最新のセキュリティアップデートおよびDPIルールの適用方法については、以下をご参照ください。
Deep Discoveryシリーズでの対応
Trend Micro Deep Discovery シリーズでは、以下のルールでこの脆弱性を攻撃する通信の検知が可能です。
- 「HTTP_CVE-2014-1776_IE_EXPLOIT」(ルールID : 0)
Webレピュテーションサービスでの対応
URLフィルタでの対応
- URLフィルタリング製品であるInterScan WebManagerシリーズでは、カテゴリ「マルウェア」をブロック対象とすることで、トレンドマイクロで確認した不正サイトをブロックすることができるようになります。
- InterScan Web Securityシリーズを始めとした、その他のURLフィルタリング機能搭載製品をご利用の場合は、カテゴリ「不正サイト」をブロック対象とすることで、トレンドマイクロで確認した不正サイトをブロックすることができるようになります。
一部のトレンドマイクロ製品のWeb管理コンソールを含む、IEにのみ対応しているWebページへアクセスする必要がある場合、早急にMicrosoft Updateを実施するか、関連リンクにあるMicrosoft社のセキュリティアドバイザリに記載されている回避策を実施してください。