概要
ネットワークエンジンの[最大TCP 接続数]と[最大UDP接続数]の注意点と良くある質問について
詳細
最大TCP接続数と最大UDP接続数について
Deep Security Agent は、最大TCP接続数または最大UDP接続数を上回る通信が実施された場合、
その通信をブロックします。
本機能は、保護対象マシンに対するネットワークからの過負荷を防ぐための機能となります。
その通信をブロックします。
本機能は、保護対象マシンに対するネットワークからの過負荷を防ぐための機能となります。
注意点について
[最大TCP接続数] と[最大UDP接続数]の初期設定の値は、バージョンによって異なります。
9.5 : 1,000
9.6 : 1,000
10.0 : 1,000
11.0 : 1,000,000
12.0 : 1,000,000
20.0 : 1,000,000
20.0 : 1,000,000
そのため、環境毎に必要に応じて値を変更してください。変更手順は以下の通りです。
変更手順
- Deep Security Manager にログインし、[コンピュータ]で対象のDeep Security Agent を選択、詳細を開きます。
- 詳細画面で、[設定]ページを開きます。
- [詳細]タブに移動し、[ネットワークエンジンの詳細設定]セクションに移動します。
※[継承]にチェックがされている場合、チェックを外します。
- [最大TCP接続数] の項目で、設定したい値を選択し、[保存]をクリックします。
良くある質問について
Q. 接続数の定義はどうなっていますか?
A. 接続数は同時接続数となります。
Q. 接続のカウント方式はどうなっていますか?
A. カウント方式はセッション開始から終了までが1通信となります。
Q. 「最大TCP接続数][最大UDP接続数」の値を増やす事で、Deep Security Agentに影響するリスクはありますか?
A. [最大TCP 接続数][最大UDP接続数]の値を増やすことで、
接続数の上限を超えて破棄されていた通信をDSAが処理するようになります。
その結果、DSAがインストールされているマシンのメモリ使用量が増加します。
接続数の上限を超えて破棄されていた通信をDSAが処理するようになります。
その結果、DSAがインストールされているマシンのメモリ使用量が増加します。