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InterScan Messaging Security Virtual Appliance の再送設定  

InterScan Messaging Security Virtual Appliance の再送設定

    • 更新日:
    • 6 Jun 2019
    • 製品/バージョン:
    • InterScan Messaging Security Virtual Appliance 9.0
    • InterScan Messaging Security Virtual Appliance 9.1
    • OS:
    • Virtual Appliance すべて
概要
InterScan Messaging Security Suite (InterScan MSS) 7.1 Windows版 では管理コンソールから再送間隔を設定できましたが、InterScan Messaging Security Virtual Appliance (IMSVA) にはその設定項目が見つかりません。どのように設定すればいいのでしょうか。
詳細
Public

InterScan Messaging Security Virtual Appliance (IMSVA) では MTA の機能として Postfix を使用しています。配送先メールサーバに接続できないなど、遅延キュー (deferred キュー) に保存されたメッセージは、設定ファイル main.cf に記載された以下のパラメータにしたがって再送されます。

/opt/trend/imss/postfix/etc/postfix/main.cf:
queue_run_delay = 900s
minimal_backoff_time = 900s
maximal_backoff_time = 3600s
maximal_queue_lifetime = 1d
bounce_queue_lifetime = 0
パラメータ初期設定値説明
queue_run_delay900s (15分)キューマネージャ (qmgr) がキューをチェックする間隔
minimal_backoff_time900s (15分)初回の再送までの間隔 (queue_run_delay の設定値以上でなければならない)
maximal_backoff_time3600s (1時間)最大の再送間隔
maximal_queue_lifetime1d (1日)キューに保存され、再送を試みる期間 (生存期間)
bounce_queue_lifetime0 (再送されず、削除)配信不能通知 (バウンスメール) など、送信者が null ("<>") のメッセージに対する保存期間 (生存期間)

バウンスメール攻撃などを考慮して、bounce_queue_lifetime の値は初期設定で 0 に設定されています。必要に応じて "1d" (1日) などに設定してください。

設定の変更手順

  1. IMSVA サーバに root でログインして、Postfix の設定ファイル /opt/trend/imss/postfix/etc/postfix/main.cf を vi で開きます。

    後述の再送動作を参考の上、必要に応じて上記パラメータを任意の値に変更して、ファイルを上書きで保存します。

  2. 設定ファイル編集後、以下のコマンドを実行して、設定を反映します。

    # postfix reload

Postfix と InterScan MSS 7.1/7.5 Windows版 ではメールサーバとして仕様が異なるため、IMSVA と InterScan MSS 7.1/7.5 Windows版 で同一の動作になるよう設定することはできません。

再送の動作

初期設定では遅延キューのメッセージは次のように処理されます。

時間説明
9:15配送できず遅延キューに保存される
9:20qmgr がキューをチェック配送の失敗から5分しか経っていないため、今回は何もしない
9:35qmgr がキューをチェック配送の失敗から15分以上 (minimal_backoff_time) 経っているため、最初の再送を試みる
9:50qmgr がキューをチェック2度目の配送までの間隔は minimal_backoff_time の2倍 (30分) となり、前回の再送から30分経過していないため、今回は何もしない
10:05qmgr がキューをチェック前回の再送から30分以上経過したため、2度目の再送を試みる
10:20qmgr がキューをチェック3度目の配送までの間隔は前回 (30分) の 2倍 (60分) となり、前回の再送から60分経過していないため、今回は何もしない
11:05qmgr がキューをチェック前回の再送から60分以上経過したため、3度目の再送を試みる
11:20qmgr がキューをチェックすでに再送間隔が maximal_backoff_time の値 (1時間) に達しているため、以後、次の配送までの間隔は60分となり、前回の再送から60分経過していないことから、今回は何もしない
12:05qmgr がキューをチェック前回の再送から60分以上経過したため、4度目の再送を試みる
13:05qmgr がキューをチェック前回の再送から60分以上経過したため、5度目の再送を試みる
14:05qmgr がキューをチェック前回の再送から60分以上経過したため、6度目の再送を試みる
...
(翌日)
...
9:05qmgr がキューをチェック前回の再送から60分以上経過したため、25度目の再送を試みる
10:05qmgr がキューをチェック前回の再送から60分以上経過したため、26度目の再送を試みるが、配送に失敗した場合、キューの生存期間 (maximal_queue_lifetime) である1日を超えたため、メッセージはバウンスし、送信元に配信不能通知 (バウンスメール) が送信される
Premium
Internal
評価:
カテゴリ:
操作方法/設定
Solution Id:
1104278
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