IMSVA では、配送先のメールサーバに接続できなかったり、4xx の応答コードで一時的にメッセージの受信を拒否された場合、メッセージは遅延キュー (Postfix の deferred キュー) にいったん保存されます。
管理コンソールのダッシュボードにある「メールキュー」には遅延キューに保存されたメッセージ数が表示されます。
その数字をクリックすると、過去1日分の遅延キューにあるメッセージがクエリされて表示されます。
あるいは、メール領域とキュー > クエリ > MTA > 遅延 の画面から任意の条件で遅延キューをクエリし、遅延キューにあるメッセージのリストを表示することも可能です。
特定のメッセージに対してチェックボックスにチェックを入れるか、すべてのメッセージに対してチェックを入れ、[配信] ボタンをクリックすることで、メッセージの再送を試みることができます。また、[削除] ボタンをクリックすることで、必要のないメッセージをその場で削除できます。
なお、コマンドラインでキューにあるメッセージを確認したり、手動でメッセージを再送、削除するには、IMSVA のシェルに SSH でログインして次のコマンドを実行します。
postqueue -p
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キューにあるメッセージを確認する
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postqueue -f
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キューにあるすべてのメッセージを配送する
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postqueue -i queue_id
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キューにある特定のメッセージ (キュー ID) を配送する
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postsuper -d queue_id
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キューにある特定のメッセージ (キュー ID) を削除する
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postsuper -d ALL
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キューにあるすべてのメッセージを削除する
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