Red Hat Enterprise Linux 6 のサーバに InterScan Messaging Security Suite (InterScan MSS) 7.1 をインストールします。気をつけなければならない点を教えてください。
InterScan MSS 7.1 Linux版 を Red Hat Enterprise Linux 6 にインストールする場合、製品 Readme の「既知の制限事項」に記載されているとおり、いくつか注意点があります。
パッケージのインストール
製品動作に必要なパッケージを yum でインストールしてください。
32-bit 環境で必要なパッケージ
- compat-libstdc++-296
- telnet
64-bit 環境で必要なパッケージ
- compat-expat1
- glibc.i686
- libattr.i686
- libcap.i686
- libstdc++.i686
- libgcc.i686
- libuuid.i686
- libxml2.i686
- nss-softokn-freebl.i686
- zlib.i686
- expat.i686
- compat-libcap1.i686
- telnet
64bit 環境にIPプロファイラをインストールする場合
IPプロファイラをインストールする場合、64-bit の MTA (Postfix や sendmail) と連携するために、32-bit 用のIPプロファイラのライブラリを 64-bit 用のライブラリに置き換える必要があります。詳しくはこちらを参照してください。
MTAイベントの設定
syslog.conf が存在しない場合、管理コンソールのログのクエリで「MTAイベント」をクエリすることはできません。以下のコマンドで rsyslog.conf を syslog.conf としてコピーしてください。
コピーされた syslog.conf には以下のように少なくとも mail ファシリティに関する設定が記述されている必要があります。