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ウイルスバスター コーポレートエディション データベース(HTTPDB)のバックアップと復元方法  

ウイルスバスター コーポレートエディション データベース(HTTPDB)のバックアップと復元方法

    • 更新日:
    • 13 Mar 2020
    • 製品/バージョン:
    • ウイルスバスター コーポレートエディション XG
    • OS:
    • Windows すべて
概要
ウイルスバスター コーポレートエディション (以下、ウイルスバスター Corp.) 11.0 及び XG でのサーバのデータベース(HTTPDB)のバックアップと復元方法について教えてください。
詳細
Public

データベース(HTTPDB)をお使いの場合、自動データベースバックアップはデフォルトで有効に設定されています。

 
ウイルスバスター Corp. サーバのデータベースファイルをバックアップまたは復元するには、以下の手順を実施してください。
 
ArcServeのようなサードパーティ製バックアップソフトウェアで、データベースのバックアップを実行しないでください。
ウイルスバスター Corp.サーバによってファイルが使用されているため、バックアップの取得に失敗する場合があります。

 

はじめに データベース(HTTPDB)について

HTTPDBとは、ウイルスバスター Corp. サーバが配下に管理しているクライアント情報を保持するデータベースファイルを格納したフォルダです。 

初期設定では、以下のパスにHTTPDBフォルダがあります。
 
  • 32bit の場合:
     C:\Program Files\Trend Micro\Officescan\PCCSRV/
     
  • 64bit の場合:
     C:\Program Files(x86)\Trend Micro\Officescan\PCCSRV/

また、本フォルダには、以下の設定が含まれたデータベースファイルが格納されています。

  • クライアントの登録情報
  • 任意グループや任意クライアントPC 毎に設定されているクライアントの権限情報
  • 任意グループや任意クライアントPC 毎に設定されているウイルス検索の詳細設定情報
  • ウイルスカウント情報
  • ウイルス/不正プログラムログ
  • スパイウェアログ
  • ファイアウォールログ
  • Webレピュテーションログ
  • スパイウェア/グレーウェア復元ログ
  • デバイスコントロールログ
  • システムイベントログ

 

作業手順

 

 

Step 1 データベースファイルのバックアップ方法

 

  • バックアップパスとバックアップスケジュールを設定する際は、以下の点を踏まえお客様自身の判断/運用ポリシーに応じて設定してください。

     - データベースファイルが破損した際に備えて、どこまでデータを復元したいか
     - バックアップ先のハードディスクの空き容量
  • データベースファイルの容量は、管理するクライアント台数、発生するイベント(ログの容量に関連)に依存します。
    現在のHTTPDBフォルダのファイルサイズを参考にスケジュールを指定ください。
     
  • バックアップパスは、初期設定ではウイルスバスター Corp. のインストールフォルダ内が指定されていますが、それ以外を指定することも可能です。

  

  1. ウイルスバスター Corp. の管理Webコンソールを開き、[管理] → [設定]
    → [データベースバックアップ] をクリックします。
     

     
  2. バックアップを保存するパスを [バックアップパス] に入力します。
    ウイルスバスター Corp.サーバの完全パスまたはUNCパスを入力して下さい。
     

    初期設定では、下記パスが入力されております。

    • 32bit の場合:
       C:\Program Files\Trend Micro\Officescan\DBBackup
    • 64bit の場合:
       C:\Program Files(x86)\Trend Micro\Officescan\DBBackup

     
    また、バックアップを保存するフォルダが存在しない場合、
    [フォルダが存在しない場合フォルダを作成する] にチェックを入れます。
     
    UNCパスを使用してリモートコンピュータ上にあるフォルダを指定する場合、
    適切なアカウント名とパスワードを入力します。
     

     

  3. データベースバックアップスケジュールにて、定期的にバックアップを取得するように
    設定できます。
     

     
  4. [保存] をクリックし、設定を保存します。
    その後、[バックアップ] をクリックし、手順2で指定したパスにデータベースファイルの
    バックアップファイルが作成されていることを確認します。

 

Step 2 データベースファイルの復元方法

 

  1. [スタート] → [ファイル名を指定して実行] をクリックします。
     
  2. 開いたウインドウで、[services.msc] を入力します。
     
  3. [OfficeScan Master Service] を右クリックし、サービスを停止します。
      
  4. <サーバのインストールフォルダ>\PCCSRV\HTTPDB配下のすべてのファイルと
    フォルダをデスクトップなどの別ディレクトリへ移動させ、空の状態にします。
     

<サーバのインストールフォルダ>の初期設定は、以下の通りです。
 

  • 32bit環境:
     C:\Program Files\Trend Micro\OfficeScan
     
  • 64bit 環境:
     C:\Program Files (x86)\Trend Micro\OfficeScan

 

  1. 設定したフォルダにバックアップデータが存在するか確認します。

    【確認方法】
     
     a. ウイルスバスター Corp. の管理Webコンソールを開き、[管理] → [設定]
       [データベースバックアップ] をクリックします。
     
     b. [データベースバックアップ] の [バックアップパス] に記載されているパスに
       バックアップファイルがあるか確認をします。

初期設定では、下記パスが入力されております。
 

  • 32bit の場合:
     C:\Program Files\Trend Micro\Officescan\DBBackup
     
  • 64bit の場合:
     C:\Program Files(x86)\Trend Micro\Officescan\DBBackup

 

  1. 上記フォルダ内に、「バックアップを実行した日時」名のフォルダがございましたら、直近のフォルダを開き、中にあるすべてのファイルとフォルダをコピーします。
  2. 手順4.で確認いただいた [HTTPDBフォルダ] へ、 手順6. でコピーしたすべてのファイルとフォルダを貼り付けます。
     
  3. [OfficeScan Master Service] を 開始します。
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