2019年7月31日に、「ウイルスバスター コーポレートエディション」の後継となる新製品「Trend Micro Apex One」が公開されました。
本製品Q&Aにて、ウイルスバスター コーポレートエディション(以下、ウイルスバスター Corp.) として記載のあるものは、 基本的には、Trend Micro Apex One(以下、Apex One)でも同様となります。
事前にクライアントのアップデート元の設定を行ってから
【A】から【F】の操作を行ってください。
■自動的にアップデート
【A】一定の時間間隔でアップデート(予約アップデート)
【B】OSの起動直後にアップデート
【C】サーバが新しいコンポーネントをダウンロードしたタイミングで、クライアントのコンポーネントもアップデート
■手動でアップデート
【D】Web コンソールからクライアントを指定し、その端末をアップデートさせる
【E】クライアントのコンソールからアップデートを実施
【F】Client Packagerの適用
【A】 一定の時間間隔でアップデート(予約アップデート)
- Web コンソールにログオンします。
- 上側のメニューから以下をクリックします。
「クライアント」 → [クライアント管理]
→ 予約アップデートさせるPCまたはグループ/ドメイン を選択
- 選択した状態で、そのままクライアントツリー上部より以下をクリックします。
[設定] → [権限とその他の設定]
- 新たに画面が表示されますので、以下をクリックします。
[その他の設定]タブ → [ウイルスバスター Corp.クライアントでの予約アップデートの有効化]にチェックを入れる → [保存]
- [すべてのクライアントに適用]ボタンをクリックします。
- 上側のメニューから、以下をクリックします。
[アップデート] → [クライアント] → [自動アップデート]
- 画面下の「予約アップデート」の設定項目にて、希望の時間間隔に合わせて設定します。
- 画面下の[保存]ボタンをクリックします。
- Web コンソールにログオンします。
- 上側のメニューから、以下をクリックします。
[アップデート] → [クライアント] → [自動アップデート]
- 画面上の「イベント起動配信」の設定項目にて、次の項目にチェックを入れます。
- 再起動時、またはウイルスバスター Corp.サーバへの接続時に
コンポーネントアップデートの開始を許可する
- 再起動時、またはウイルスバスター Corp.サーバへの接続時に
- 画面下の[保存]ボタンをクリックします。
- Web コンソールにログオンします。
- トップページ左側のメニューから、以下をクリックします。
[アップデート] → [クライアント] → [自動アップデート]
- 画面上の「イベント起動配信」の設定項目にて、次の項目にチェックを入れます。
- ウイルスバスター Corp.サーバが新しいコンポーネントをダウンロード後、
ただちにクライアントのコンポーネントのアップデートを開始する
スタンドアロンモードを有効にしているクライアントも本設定を有効にしたい場合は、次の項目にチェックを入れます。
- スタンドアロンモードおよびオフラインモードのクライアントを含む
- ウイルスバスター Corp.サーバが新しいコンポーネントをダウンロード後、
- 画面下の[保存]ボタンをクリックします。
- Web コンソールにログオンします。
- 上側のメニューから、以下をクリックします。
[アップデート] → [クライアント] → [手動アップデート]
- 「対象クライアント」を選択し、アップデートするよう通知します。
ウイルスバスター Corp. クライアントが持つコンポーネントが古い場合、ウイルスバスター Corp. サーバより自動的に新しいコンポーネントをダウンロードします。
特定のクライアントのみアップデートさせたい場合は、次の項目をクリックします。
「クライアントを手動で選択」 → [選択] ボタン
クライアントツリーが表示されますので、アップデートさせたいクライアントまたはドメイン/グループを選択後、[アップデートを開始] ボタンをクリックします。
- ウイルスバスター Corp.クライアントがインストールされた端末で、Windowsの
タスクトレイに存在する常駐アイコンにカーソルを合わせ右クリックし[今すぐアップデート]をクリックします。
- アップデートが開始します。完了すると「コンポーネントのアップデートが完了しました」のメッセージが表示されます。
- ウイルスバスター Corp.サーバがインストールされた端末で以下のパスに移動します。
<インストールフォルダ\Trend Micro\OfficeScan\PCCSRV\Admin\Utility\ClientPackager>
※初期設定では以下となります。
32bit版の場合:
<C:\Program Files\Trend Micro\OfficeScan\PCCSRV\Admin\Utility\ClientPackager>
64bit版の場合:
<C:\Program Files (x86)\Trend Micro\OfficeScan\PCCSRV\Admin\Utility\ClientPackager>
- ClnPack.exeを実行します。
- セットアップ画面が表示されます。
以下の設定項目を利用環境に合わせて変更します。- パッケージタイプ:「アップデート」を選択
- Windows OSタイプ:適用対象クライアントにあわせ32/64-bitのどちらかを選択
- コンポーネント:アップデートさせたいコンポーネントを選択
- 設定を入力し終えましたら、パッケージを出力させるパスを決定するため
「出力フィアル」を設定します。
- 画面最下部の「作成」ボタンをクリックします。
- 「パッケージが作成されました。」と表示されればパッケージが正常に作成されています。
- 作成されたパッケージを、ウイルスバスター Corp.クライアント上でダブルクリックし実行します。