ビジネスサポートポータルアカウントでログイン
ネットワークの負荷を軽減/抑制しクライアントを段階的にバージョンアップする方法  

ネットワークの負荷を軽減/抑制しクライアントを段階的にバージョンアップする方法

    • 更新日:
    • 15 Mar 2020
    • 製品/バージョン:
    • ウイルスバスター コーポレートエディション 11.0
    • ウイルスバスター コーポレートエディション XG.All
    • OS:
    • Windows すべて
概要
バージョンアップを検討していますが、管理しているクライアントの台数が多く、ネットワーク帯域の負荷が気になります。ネットワークにかかる負荷を軽減/抑制しバージョンアップする方法を教えてください。
詳細
Public

ウイルスバスターコーポレートエディション(以下、ウイルスバスターCorp.)サーバのバージョンアップ前に、設定を実施することで、ウイルスバスターCorp. クライアントを段階的にバージョンアップすることができます。
 
これにより、ネットワークにかかる負荷を軽減/抑制することができます。
 
実施手順は以下の通りです。
 

作業手順

 

 

 

Step 1クライアントプログラムのアップグレードとHotFixの配信を禁止する

 

 
バージョンアップ前のバージョンのウイルスバスターCorp. サーバで
以下の手順を実施します。

バージョンアップ前がウイルスバスター Corp. 10.x の場合

 

  1. ウイルスバスターCorp.サーバの管理コンソールにログインします。
     
  2. [ネットワーク上のコンピュータ] > [クライアント管理] より、ルートドメインを
    選択します。(各クライアントまたは各ドメインを選択することもできます。)
     

     
     
  3. [設定]より、[権限とその他の設定]を選択します。
     

     
     
  4. [権限とその他の設定] のポップアップが表示されます。
     
  5. [その他の設定] タブより、以下の設定にチェックを入れ [保存] ボタンをクリックします。
    保存後、設定がウイルスバスターCorp.クライアントへ配信されます。
     

     

バージョンアップ前がウイルスバスター Corp. 11.0、XG の場合

 

  1. ウイルスバスターCorp.サーバの管理コンソールにログインします。
     
  2. [クライアント] > [クライアント管理] より、ルートドメインを
    選択します。(各クライアントまたは各ドメインを選択することもできます。)
     

     
     
  3. [設定]より、[権限とその他の設定]を選択します。
     

     
     
  4. [権限とその他の設定] のポップアップが表示されます。
     
  5. [その他の設定] タブより、以下の設定にチェックを入れ [すべてのクライアントに適用] ボタンをクリックします。
    保存後、設定がウイルスバスターCorp.クライアントへ配信されます。
     

     
    XG SP1以降では、「パターンファイル」、「パターンファイル、エンジン、ドライバ」を選択します。

Step 2サーバのバージョンアップを実施する

 

サーバのバージョンアップ方法については、以下の製品Q&Aのページをご参照ください。

既存のサーバにてバージョンアップを実施する場合、以下の製品Q&Aをご参照ください。

新しいサーバに最新バージョンのウイルスバスターCorp. を適用し、設定/クライアントの移行を実施しバージョンアップする場合、以下の製品Q&Aをご参照ください。
 

本バージョンアップの方法を実施する場合、新しいサーバに最新バージョンを適用後、 新しいサーバにてSTEP1を実施いただく必要があります。

Step 3任意のクライアントにクライアントプログラムを配信する

 


Step 2の操作により、ウイルスバスターCorp.サーバはバージョンアップされます。
 
しかしながら、ウイルスバスターCorp.クライアントには、 「クライアントプログラムのアップグレードとhotfixの配信を禁止」 の設定が反映されているため、バージョンアップされていません。

以下の手順にて、任意のウイルスバスターCorp.クライアントまたはドメイン (複数可能) から段階的にバージョンアップを開始します。

ウイルスバスター Corp. 11.0 にバージョンアップする場合

 

  1. ウイルスバスターCorp.サーバの管理コンソールにログインします。
     
  2. [アップデート] > [クライアント] > [自動アップデート] に移動して、
    次のオプションが有効であることを確認します。
     
     - ウイルスバスター Corp. サーバが新しいコンポーネントをダウンロード後、
      ただちにクライアントのコンポーネントのアップデートを開始する
     
     - 再起動時、またはウイルスバスター Corp. サーバへの接続時にコンポーネント
      アップデートの開始を許可する (スタンドアロンモードのクライアントを除く)
     

     
  3. [クライアント] > [クライアント管理] より、任意のウイルスバスターCorp.クライアント
    またはドメイン (複数可能)を選択します。
     

     
     
  4. [設定]より、[権限とその他の設定]を選択します。
     

     
     
  5. [権限とその他の設定] のポップアップが表示されます。
     
  6. [その他の設定] タブより、以下の設定のチェックを外し、
    [保存] ボタンをクリックします。
    保存後、設定がウイルスバスターCorp.クライアントへ配信されます。
     

     
     
  7. ウイルスバスターCorp. サーバ/クライアント間で
    アップデートを実施したタイミングで、バージョンアップが開始されます。

    ただし、以下の条件をすべて満たす場合は、手順6の操作を実行した後、
    自動的にバージョンアップが開始されます。

    • [アップデート] > [クライアント] > [自動アップデート] 内の
      以下オプションが有効

        ウイルスバスター Corp. サーバが新しいコンポーネントをダウンロード後、
        ただちにクライアントのコンポーネントのアップデートを開始する
    • 手順3にて、ドメインまたはルートドメインを選択
    • 選択したドメイン内のウイルスバスター Corp. クライアントのステータスが
      オンライン

     
    詳細については、ウイルスバスターCorp.11のインストールガイドP101の手順7
    「バージョンアップの結果をチェックします。」 をご確認ください。
     
  8. ウイルスバスターCorp. クライアントのバージョンアップ確認後、別のクライアントまたはドメインのバージョンアップを同様の手順(手順3から)実施します。
  • バージョンアップが行われていないウイルスバスター Corp.クライアンが存在する場合、最新バージョンのPatchやCritical Patchを適用することができないため、セキュリティリスクがございます。
     
    そのため、以前のバージョンのウイルスバスター Corp. クライアントについては、可能な限り短期間で移行いただけるようお願いいたします。
  • パターンファイルについては、以前のバージョンのウイルスバスター Corp.クライアントにも配信が行われるため、一時的なセキュリティは保たれます

 

  1. また、以下の製品Q&Aページより、ウイルスバスターCorp. クライアントの
    バージョンアップが正常に終了したことをご確認ください。

ウイルスバスター Corp. XG にバージョンアップする場合

 

  1. ウイルスバスターCorp.サーバの管理コンソールにログインします。
     
  2. [アップデート] > [クライアント] > [自動アップデート] に移動して、
    次のオプションが有効であることを確認します。
     
     - ウイルスバスター Corp. サーバが新しいコンポーネントをダウンロード後、
      ただちにクライアントのコンポーネントのアップデートを開始する
     
     - 再起動時、またはウイルスバスター Corp. サーバへの接続時にコンポーネント
      アップデートの開始を許可する (スタンドアロンモードのクライアントを除く)
     

     
  3. [クライアント] > [クライアント管理] より、任意のウイルスバスターCorp.クライアント
    またはドメイン (複数可能)を選択します。
     

     
     
  4. [設定]より、[権限とその他の設定]を選択します。
     

     
     
  5. [権限とその他の設定] のポップアップが表示されます。
     
  6. [その他の設定] タブより、以下の設定のチェックを外し、
    [保存] ボタンをクリックします。
    保存後、設定がウイルスバスターCorp.クライアントへ配信されます。
     

     
    XG SP1以降では、「すべてのコンポーネント(HotFixとクライアントプログラムを含む)」を選択します。



  7. ウイルスバスターCorp. サーバ/クライアント間で
    アップデートを実施したタイミングで、バージョンアップが開始されます。

    ただし、以下の条件をすべて満たす場合は、手順6の操作を実行した後、
    自動的にバージョンアップが開始されます。

    • [アップデート] > [クライアント] > [自動アップデート] 内の
      以下オプションが有効

        ウイルスバスター Corp. サーバが新しいコンポーネントをダウンロード後、
        ただちにクライアントのコンポーネントのアップデートを開始する
    • 手順3にて、ドメインまたはルートドメインを選択
    • 選択したドメイン内のウイルスバスター Corp. クライアントのステータスが
      オンライン

     
    詳細については、ウイルスバスターCorp. XG のインストールガイドP101の手順7
    「バージョンアップの結果をチェックします。」 をご確認ください。
     
  8. ウイルスバスターCorp. クライアントのバージョンアップ確認後、別のクライアントまたはドメインのバージョンアップを同様の手順(手順3から)実施します。
  • バージョンアップが行われていないウイルスバスター Corp.クライアンが存在する場合、最新バージョンのPatchやCritical Patchを適用することができないため、セキュリティリスクがございます。
     
    そのため、以前のバージョンのウイルスバスター Corp. クライアントについては、可能な限り短期間で移行いただけるようお願いいたします。
  • パターンファイルについては、以前のバージョンのウイルスバスター Corp.クライアントにも配信が行われるため、一時的なセキュリティは保たれます

 

  1. また、以下の製品Q&Aページより、ウイルスバスターCorp. クライアントの
    バージョンアップが正常に終了したことをご確認ください。
Premium
Internal
Partner
評価:
カテゴリ:
機能/仕様; 操作方法/設定
Solution Id:
1105404
ご提案/ご意見
このソリューションはお役に立ちましたか?

フィードバックありがとうございました!


*こちらに技術的なご質問などをいただきましてもご返答する事ができません.

何卒ご了承いただきますようお願いいたします.


To help us improve the quality of this article, please leave your email here so we can clarify further your feedback, if neccessary:
We will not send you spam or share your email address.

*This form is automated system. General questions, technical, sales, and product-related issues submitted through this form will not be answered.


ユーザーガイド